◆よい睡眠には、量(時間)と質(休養感)が重要
睡眠は、最も重要な休養行動です。睡眠時間は長すぎても短すぎても健康へのリスクが高まります。朝目覚めたときに感じる休まった感覚(睡眠休養感)は、よい睡眠の目安となります。
◇睡眠についてこんなことはありませんか
・睡眠時間が短い
・朝目覚めたときに休まった感覚がない
・日中に眠気が強い
・寝る前や寝床でデジタル機器を使う
・ストレスが強く、日中に解消しきれない
・食事時間が不規則
・夕方以降によくカフェインをとる
・喫煙や飲酒習慣がある
当てはまる項目が多い人は、生活習慣や睡眠環境を見直してみましょう。
◇よい睡眠のためにできることから始めよう
・睡眠時間を十分に確保しましょう
仕事や家庭、趣味と忙しい生活を送っていると、慢性的な睡眠不足になりがちです。日中の強い眠気や週末に長く寝る(寝だめ)習慣は、慢性的な睡眠不足のサインです。十分な睡眠時間の確保は、睡眠休養感を高めます。
成人の睡眠時間は、6時間以上が目安です。加齢とともに睡眠時間は減少します。高齢者はくなったら寝床に入る、目が覚めたら寝床から離れるようにし、日中の長時間の昼寝は避けましょう。
・寝る前や深夜のパソコン・ゲーム・スマホ使用は避けましょう
寝る前・寝床でのデジタル機器の使用は、夜ふかしや朝寝坊、睡眠不足を助長します。寝る前はこれらの使用を避けるようにしましょう。
・ストレスを寝床に持ち込まないために
ストレスが高い状態のまま寝床に入ると睡眠休養感が低下します。日中のうちにストレスを発散させ、寝る前にリラックスする方法をとりましょう。
就寝直前の夕食や食習慣も眠りを妨げるため、食習慣も併せて見直しましょう。
・嗜好品とのつきあい方に気をつけましょう
夕方以降のカフェインや飲酒、喫煙は睡眠の妨げになるため控えましょう。寝酒習慣は、かえって眠りを悪化させます。
◇眠りの問題が続く場合は
睡眠環境・生活習慣、嗜好品の取り方を改善しても睡眠休養感が高まらない場合は、不眠症や睡眠障害、うつ病などが隠れている可能性があるので医師に相談をしましょう。
問い合わせ:保健福祉課健康づくり係
【電話】0136-44-2121
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