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あなたのご意見をお聞かせください!(第3次ニセコ町環境基本計画策定に向けて)

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北海道ニセコ町

ニセコ町では、令和6(2024)年3月末に第3次ニセコ町環境基本計画の策定を目指し、2月にパブリックコメント(意見募集)を行います。ここでは、計画の内容を抜粋してお伝えします。

◆背景と目的
本町では、地域の産業や生活が河川や地下水などに支えられてきたことに注視し、水環境の保全を中心として、自然生態や地域生活文化を守り育て、将来にわたって持続的な発展を遂げることを目的に、「第1次環境基本計画」を平成13(2001)年3月に策定しました。
近年、環境を取りまく状況は大きく変化しており、国際目標である「持続可能な開発目標(SDGs)」や国が提唱する「地域循環共生圏」の実現をはじめ、脱炭素社会の構築・気候変動への適応・海洋プラスチック対策・食品ロスの削減など、新たな環境課題への対応が求められています。
このように環境を取り巻く社会情勢が大きく変化していく中、第2次環境基本計画の策定から12年が経ち、令和5(2023)年度で計画期間が終了することから、社会情勢や本町における環境の現状と課題を踏まえ、今後の取り組みを進めていくため「第3次環境基本計画」を策定します。

◆計画期間
本計画の行動期間は、令和6(2024)年度を初年度として、令和17(2035)年度までの12年間としています。ただし、環境情勢は社会動向や技術革新などで大きく変化するため、本計画が時代に即したものとなるように、行動期間の途中でも必要に応じて見直しを行います。

環境基本計画の期間

●環境教育・情報分野
町民が環境に興味を持ち、環境配慮への意識を高められるように、子どもから大人までのすべての世代に向けて、環境教育・環境学習の機会の充実に取り組みます。
・環境教育・環境学習の充実
・環境情報の充実と適切な発信
・環境保全の体制構築

●生活環境分野
自然豊かなまちなみ景観を守るために、自然景観の保全や環境美化の推進など、自然と調和した生活環境の形成に取り組みます。
・自然景観の保全・形成とまちの美化
・水・大気・騒音などの身近な環境の良好な維持
・廃棄物の適正な分別と処理
・有害化学物質などへの対応
・健康で質の高い生活環境・ライフスタイルの変革

●自然環境分野
尻別川や羊蹄山など、本町を支える豊かな自然環境を守り、将来まで引き継いでいくために、生物多様性や水と緑の保全に取り組みます。
・水辺環境の保全・再生
・森林の保全・再生施策
・生物多様性の保全と野生生物との共存
・農地の保全
・自然環境資源の適正活用・理解促進

●脱炭素分野
脱炭素社会の実現に向けて、省エネルギー化と再生可能エネルギーの活用に取り組むとともに、交通や都市構造などまち自体の脱炭素化に取り組みます。
・省エネルギーの推進
・再生可能エネルギーの活用
・次世代技術の活用
・脱炭素まちづくりの推進
・気候変動対策

◆策定プロセス
第3次環境基本計画の策定にあたって、全3回の環境審議会を開催しました。審議会は有識者や町内宿泊事業者、公募委員など8人で構成され、ニセコ町の環境についての現状や課題について多方面から意見交換を行いました。

◆パブリックコメント
みなさまのご意見をお待ちしています。
募集期間:2月9日(金)〜2月25日(日)
資料の閲覧場所:町ホームページのほか、町役場企画環境課窓口、学習交流センター「あそぶっく」
提出先・提出方法:企画環境課環境モデル都市推進係への直接提出のほか、郵送・メール・FAXで受け付けます
【E-mail】kankyo-e@town.niseko.lg.jp
【FAX】0136-44-3500

問い合わせ:企画環境課環境モデル都市推進係(担当=長谷部・永澤)

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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