◆骨の健康を守ろう
骨の健康を守るためには、カルシウムの摂取が重要です。しかし、日本人は慢性的なカルシウム不足といわれており、どの年代も必要量を満たしていません。カルシウムが不足すると、骨がスカスカになり弱っていく「骨粗しょう症」になる可能性が高くなります。自覚症状がないため、腰や背中が痛くなり、診察すると骨折が見つかることも多く、寝たきりの要因となる場合もあるので注意が必要です。世代を問わず、意識してカルシウムをとるようにしましょう。
◆予防のための食生活
骨の健康を守るためには、カルシウムの摂取が重要ですが、それだけではありません。吸収を促進するビタミンD、骨へのカルシウムの取り込みを助けるビタミンKなど、さまざまな栄養素も必要です。エネルギーと栄養素を過不足なく摂取することが大切です。
(1)1日3回の規則正しく、バランスのとれた食事をとりましょう。
(2)適量の牛乳・乳製品をとりましょう。
◆カルシウムの多い食品
成人1日当たりの推奨量=650~800mg
◆カルシウムの吸収率
カルシウムは吸収率が悪く、摂取したすべてが吸収されるわけではありません。吸収率は個人差も大きいので、普段からこまめにとるように心がけることが重要です。
・牛乳、乳製品…40%
・小魚、海藻…33%
・青菜…19%
問い合わせ:保健福祉課健康づくり係 栄養士 齋藤 香織
【電話】0136-44-2121【FAX】0136-44-3500【E-mail】kenko@town.niseko.lg.jp
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