◆すがすがしい季節になりましたね、”歩いて”みませんか?
◇気軽に始められる運動
気軽に始められる運動の一つとして、ウォーキングを思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。最新の調査によると、ウォーキングの実施者は年々増加していることが明らかになっています(笹川スポーツ財団より)。
◇けがや転倒には要注意!
ウォーキングなどの運動を始める際には、けがや転倒に注意しましょう。転倒に伴う骨折は、〝フレイル(虚弱)〞に陥ることや寝たきりにつながることがあります。
◇ウォーキングをはじめるとき
では、効果的にウォーキングをするには、どのような方法があるのでしょうか。(1)事前の準備、(2)体調を整える、(3)食事の3点をご紹介します。
(1)事前の準備
まずは、衣服や靴のサイズを確認してみましょう。サイズの合わないものは、けがや転倒につながる恐れがあります。
(2)体調を整える
睡眠不足や疲労の蓄積は、集中力の低下を招き、思わぬけがや転倒、事故の原因になります。睡眠・休息をしっかりととり、はつらつと身体を動かしましょう。
また、内服しているお薬によっては、副作用としてめまいやふらつきが生じるものもあります。かかりつけの先生と相談し、適切な運動量を確認してみてください。
(3)食事
ウォーキングなどの運動では、身体のあらゆる筋肉を使います。筋肉の元となるたんぱく質(肉や魚、大豆製品など)を積極的に取り入れましょう。
◇継続することが大切です
ウォーキングは、継続することで血糖値やコレステロール値の低下に効果があると明らかになっており、脳梗塞などの生活習慣病予防につながります(日本肥満予防協会より)。
また、高齢者のみなさんにおいても、筋力やバランス感覚の維持・向上につながり、けがや転倒防止に効果的です。その結果、先ほど述べた〝フレイル(虚弱)〞や寝たきりを防ぐことにもつながります。
どの世代においても、定期的な運動はみなさんの健康づくりに効果的です。過ごしやすい季節になってきたので、ウォーキングなどの運動を通して、すがすがしい初夏の陽気を感じてみませんか?
問い合わせ:保健福祉課健康づくり係
【電話】0136-44-2121
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