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自治体の皆さまへ

青木保健師の包括支援センターだより vol.10

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北海道ニセコ町

◆シニア世代の生きがいづくり
「人生100年時代」と言われる中、65歳を過ぎても元気で過ごせる秘訣は何でしょうか?
65歳以上を対象に調査を行った内閣府の「令和5年版高齢社会白書」のデータでは、社会活動(健康・スポーツ・地域行事など)に参加した人は、参加していないと答えた人よりも健康状態が「良い」と回答した割合が高く、健康状態が「良い」と回答した人ほど生きがい(喜びや楽しみ)を感じる割合が高かったことから、健康状態と生きがいは深く関係していることが分かります。

◇心身の健康を維持するために
家で過ごす時間が長くなると、次のようなリスクが高まります。
(1)体を動かさない状態が続き、筋力が低下して足腰が弱くなる。
(2)人に会う機会が減り、脳の老化が進む。
心身ともに健康な毎日を送るためには、日ごろから人と交流したり、体を動かしたりすることが重要です。

◇今年もやります!「貯筋教室」
ニセコ町では、9月から2週間に1回、介護予防を目的とした「貯筋教室」を開催します。「運動は大切だと思うけど続かない」、「人の中に入っていくのは苦手」という人でも楽しく運動できるように取り組んでいます。

参加者の感想:
・初めて参加しました。自分のペースでちょうど良い運動ができました。(70代・女性)
・楽しみに出かけられました。また参加したいと思います。(70代・女性)

◇ボランティアの勧め
人間が幸福を感じる瞬間は、「何かをしてもらったとき」よりも「自分が人の役に立てたと感じられるとき」と言われています。また、ボランティア活動は、次のようなメリットがあります。
(1)社会貢献ができる。
(2)人間関係の輪が広がる。
(3)適度に体を動かせる。
「ボランティアといっても何をしたらよいかわからない」、「ボランティアをする自信がない」という人は、貯筋教室のボランティアから始めてみませんか?昨年度は9人のボランティアが貯筋教室の運営に協力してくれました。都合の良い日に協力していただくことができますので、関心のある人は気軽にお問い合わせください。
貯筋教室の参加やボランティアの詳細は、地域包括支援センターへお問い合わせください。

問い合わせ:ニセコ町地域包括支援センター
【電話】0136-44-2121

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