消防だより Vol.053

10／35

■ヒートショックの予防について
気温が低い時季の入浴は、湯船に浸かったときに、脱衣所で冷えた身体が急激に温められるため、血圧が大きく変動します。また、温かいところから寒いところへの移動の際にも血圧の急激な変動が起こり、いずれも身体に悪影響を及ぼす場合があります。これを「ヒートショック」と呼びます。「ヒートショック」は、意識を失い、湯船で溺れてしまう危険性があるだけでなく、心臓や脳疾患を引き起こす原因になる可能性もあるため、注意が必要です。症状が重い場合はすぐに救急車を呼びましょう。また、軽度な症状でどうしていいか分からない場合は、上ノ国消防署までご連絡ください。

◇入浴時のヒートショック対策のポイント
[POINT1]湯はり時や入浴前に浴室・脱衣室を暖める
[POINT2]湯温設定は41℃以下に設定する
[POINT3]入浴前に家族へ一言かける
[POINT4]入浴前に水分をとる
[POINT5]かけ湯をしてから湯船に入る
[POINT6]お湯に浸かるのは10分以内にする

問合せ：上ノ国消防署
【電話】0139-55-2071