7月後半の北海道北部での大雨や8月上旬に上陸した台風5号によって、河川の氾濫や土砂崩れ、強風などの被害が北海道や東北地方の各地で発生しました。
初夏から秋にかけては、台風や前線の影響で、大雨、洪水、暴風などによる自然災害が発生しやすい季節です。大雨による災害から身を守るために、防災意識を向上しましょう!
■上ノ国町での大雨や台風による被害
2017年9月18日に上陸した台風18号の影響で、檜山南部(観測地点:石崎)の17日から18日までの最大1時間降水量は11.5mm、1日の合計降水量は55mmを観測し、天の川の氾濫や低い土地への浸水などの被害を受けました。
■警戒レベルを用いた防災情報を活用しましょう!
住民の皆さんが災害発生の危険度を直感的に理解し、的確な避難行動をとることができるよう、避難に関する情報や防災気象情報などの防災情報を5段階の「警戒レベル」を用いて伝えています。
◇キキクルを活用して警戒レベル4までに危険な場所から全員必ず避難しよう!
※キキクルとは、雨による災害の危険度を5段階で色分けして地図上にリアルタイム表示するもので、気象庁ホームページで確認できます。
■どこに避難したらいいの?
ご自宅にあるハザードマップで安全な避難経路を確認し、ご自身の住んでいる地区の避難場所および避難所へ避難してください。
◇上ノ国町ハザードマップ
※詳しくは本紙掲載の二次元コードからご確認ください。
◇上ノ国町ホームページ避難場所・タイミング
※詳しくは本紙掲載の二次元コードからご確認ください。
◇避難するときは…
・ガスの元栓を閉める!
・窓の鍵をかけてカーテンを閉める!
・ブレーカーを落とす!
・戸締まりをする!
■日頃から自然災害に備えましょう!
◇家の外の備え
雨や風が強くなってからの外での作業は危険なため、雨が降ったり風が強くなったりする前に家の外と中の備えをしてください。また、避難が必要になったときにすぐ避難できるよう、準備しておきましょう。
・アンテナをしっかり固定する。
・屋根や外壁にズレやひび割れがないか点検・補修する。
・窓ガラスに飛散防止フィルムを貼る。
・プロパンガス容器は倒れないように固定する。
・自転車など避難経路の妨げになるものは片付ける。
・基礎部分や鉄筋が入っていない不安定なブロック塀は補強するか安全な生垣やフェンスにする。
・庭木は添木などで補強・固定するか伐採する。
・物干しや鉢植えなど風に飛ばされそうなものは片付けるか固定する。
◇家の中の備え
広報かみのくに2024年3月号を参照して、室内の備えをしてください。また、避難が必要になったときのために、スマートフォンやパソコンの充電を事前に満タンにしておきましょう。
・フル充電にする!
・広報かみのくに3月号特集「災害時に自分の命を守る!今できる一人ひとりの防災対策」
※本紙掲載の二次元コードからご確認ください。
※この記事は、以下をもとに作成しました。
・政府広報オンライン「「警戒レベル4」で危険な場所から全員避難!5段階の「警戒レベル」を確認しましょう」
(【URL】https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201906/2.html)
・政府広報オンライン「大雨や台風の気象情報に注意して早めに防災対策・避難行動を行いましょう」
(【URL】https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201206/1.html)
・平成29年9月18日台風第18号に関する気象速報(函館地方気象台)(気象庁ホームページより)
(【URL】https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/bosai/report/2017/20170922/pdf/2017_2_hakodate_1.pdf)
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