◆「十勝岳ジオパークまつり2023」を開催しました
十勝岳ジオパーク推進協議会は、地域再発見・再評価を目的に「十勝岳ジオパークまつり2023」を10月7日(土)に開催。ジオガイド・ジオサポーターの皆さまをはじめ、北海道教育大学旭川校のご協力のもと、各拠点施設でさまざまな体験を行いました。
上富良野町郷土館では、水槽を利用した火砕流実験やお麩を噴石に見立てた噴火実験のほか、手づくり火山模型を用いて「十勝岳登山中にもし噴火したらどこに逃げる?」と題した避難経路想定型の泥流実験、粒度計づくり体験を実施しました。また、全国ジオパーク地域から募集したオリジナルグッズやロゴマークの紹介をしました。
美瑛町の十勝岳火山砂防情報センターでは、溶岩や美瑛軟石を実体顕微鏡・偏光顕微鏡で観察する岩石教室をはじめ、ジオガイドによる火山のしくみや砂防施設の解説、十勝岳山麓の自然の紹介をしました。美瑛町の丘のまち郷土学館美宙では、丘を彩る農業に関連した昆虫教室(益虫と害虫)や、全国のジオパーク地域から募集した「美しい農風景展」を開催しました。
「美宙まつり」も同時に開催し、実際に稲わらを使用した脱穀や鳥の羽を使用した「しおりづくり」体験をしました。
各施設ではそれぞれのストーリーに関連するジオクイズを設け、全問正解者にはオリジナルピンバッチとボールペンを賞品として贈呈したほか、クラフトコーナーでは十勝岳ジオパークが日本ジオパークに認定された2022年1月28日の気象をプリントした「地球儀づくり」や日本の地震活動立体模型「震源くんづくり」などを行いました。
今後も、十勝岳ジオパークを広く理解していただくために、さまざまな活動を行っていきます。
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