■第3期 中札内村健康増進計画 策定
(令和6年度~令和11年度)
村では、令和6年度から11年度までの健康増進計画を策定しました。「健康寿命の延伸」「健康格差の縮小」の実現が村の健康の目的地です。村民が主体的に健康づくりに取り組むことができるよう、個人の健康を支え、守る環境づくりを推進します。村民みんなで実現する元気!健康!を目指しましょう。
■平均余命と健康寿命の差
資料:北海道健康増進計画(すこやか北海道21、市町村別健康寿命)
平均余命:各年の各年齢の人が、あと何年生きられるかを算定したもの。(令和4年の0歳を基準に算定)
健康寿命:「健康上の問題で、日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義したもの。
今回の特集では、計画の「健康づくりの対策の柱」のうち、(1)栄養・食生活 (2)次世代(子ども)の健康 (3)高齢者の健康 (4)身体活動・運動の4つの項目について見ていきましょう。
■【栄養・食生活】適正体重を維持することは、生活習慣病の発症・重症化の予防となります!
◇指標…40~60歳代の適正体重を維持していない人の割合(肥満者の割合)
目標:適正体重を維持していない人の割合を減らす
◇指標…適切な食事内容・量を知っている人の割合
男性:51.1%
女性:51.7%
目標摂取量:
野菜…350g以上
果物…200g以上
食塩…7g未満
◇村の取組ポイント
(1)まちなかキッチンスタジオを活用した栄養改善事業
食育サポーターによる食の普及・啓発活動や子どもから大人までが参加できる栄養改善セミナーを開催します。
(2)野菜摂取量が分かるベジチェックの設置
村では新たに(株)カゴメのべジチェック(野菜摂取測定器)を活用し、ご自身の野菜摂取量の見える化をすすめます。(まちなかキッチンスタジオに設置 令和6年5月~令和7年3月31日)
■【次世代(子ども)の健康】規則的で健康的な生活習慣を身につけよう!
◇指標…朝食を必ず食べる子どもの割合
目標:100%に近づける
◇村の取組ポイント
(1)妊娠期から子育て期まで切れ目のない支援
助産師による妊婦訪問支援や産後ケア助成、ファミリーサポート事業等を推進します。
(2)小さい頃から健康的な生活習慣を
北海道大学大学院との連携による歯科健診、虫歯を予防するフッ化物洗口等を実施します。
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