■意外に知らない!?村の景観スポット
アンケートやワークショップで名前のあがったスポットをご紹介します。
まだ行ったことがない方も多いのでは?
◇旧杉村農場サイロ
村の酪農の先駆者 杉村吉之助氏が昭和5年に建造したサイロ。村有形文化財に指定されている。
◇共栄の防風林遊歩道
開拓当時から残る、かしわを主体とする保安林の中を歩くことができる。
◇三番川
周囲の自然と調和した清らかな小川。六花の森や札内川総合運動公園そばの堤防から見ることができる。
【4】景観を守るためのルール
なんらかの形で「ルールを設けるとよい」と回答したのはなんと82.4%。大部分の村民が景観を守るためのルール作りを重要視しています。
■ルール設定に関する意見
・建物の色や形については「必要ない」が「必要」を上回りました。
・屋外広告物や公共空間のルールが必要と回答した方が多い傾向にあります。
・この他、ごみのポイ捨ての厳罰化についても意見がありました。
■村民の皆さまから寄せられたルールに関する意見やアイディア(自由記述)
・村の推奨カラーを決めてはどうか。
・地域は行政ではなく住民が創っていくという意識が必要では?
・アートイベントやワークショップで芸術の村らしさを重視しては?
・農家だけが知っている絶景スポットをPRしては?
・国道の道の駅までの道(区間)に緑が少ない。植栽できないか?
■他の景観行政団体にはどんなルールがあるの?
景観行政団体である美瑛町では、一定の規模を超えた建築物の増改築等を行う場合、町への事前相談と届出の提出を義務としています。
届出が必要な場合(美瑛町の例):
・延べ床面積175平方メートル以上かつ高さ5m以上の建築物
・表示面積が2平方メートル以上または高さ5m以上の屋外広告物
・森林の伐採面積が100平方メートル以上
・特に配慮が必要な地区(景観育成区域)で建築物の新築、増改築、外観の変更 等
特に大規模な場合は、必要に応じて住民説明会の開催や景観審議会での審議を実施する等、広く住民の意見を反映させる仕組みとなっています。
また、地域の自然、歴史、文化等からみて景観上の特徴があり良好な景観の形成に重要である建造物や重要樹木を指定することで、大切な景観資源として保護しています。
■村の景観計画…次のステップへ
村ではこれまで村民アンケートや村民ワークショップ等を開催し、村民の意見を広く反映できるように計画策定を進めてきました。
令和6年度には計画の素案を作成し、その後も村民の皆様のご意見をいただきながらブラッシュアップをしていく予定です。
景観は村の顔であり、私たちの日々の暮らしや営みをそのまま表すものです。村としても、今後のまちづくりと密接に関係するものと考えていますので、今回の記事を読んでご意見等がある方はぜひ担当課(総務課企画財政グループ)までご連絡ください。
【電話】67-2491
◇村の景観計画のステップ
調査・分析…村の景観とは? 課題は何?
↓
村民アンケート・村民ワークショップ・職員検討会議
↓
景観まちづくり委員会
↓ 今、このあたりです!
計画の素案策定
↓
景観行政団体へ
村民みんなの意見が大切!
<この記事についてアンケートにご協力ください。>