■地球温暖化防止のために今できること~自分にできることが見つかる
近年、地球温暖化による気温の上昇や、大雨の増加といった気候の変化に伴い、農作物の品質の低下や、熱中症リスクの高まりなどの影響が全国各地で現れています。
こうした状況は今後さらに進行すると考えられていることから、村では、地球温暖化対策という世界共通の喫緊の課題に対応するため「中札内村地球温暖化対策実行計画」に基づき、地球温暖化の原因である温室効果ガスの排出削減の取組を進めています。目標は、2030年度までに、2013年比で48%の削減。
2050年にはゼロカーボン(脱炭素社会)の実現を目指します。
■加速する地球温暖化
日本各地で異常気象が頻繁に発生していますが、その要因の一つに地球温暖化が大きく影響していると言われています。
このまま地球温暖化が進むと、大規模な自然災害や、気温上昇・干ばつによる食料不足、水不足など私たちの暮らしにも多大な被害を及ぼします。
■このまま地球温暖化が進行すると…!
(1)平均気温が5℃上昇!
(2)30℃以上の真夏日が2倍に!(30日/年)
(3)大雨回数も2倍に!
■温室効果ガスってなに?
大気中に含まれる二酸化炭素(CO2)など、温室効果を持つガスの総称です。温室効果ガスは、地球から逃げる熱を吸収し、気温を一定に保つ役割を担っています。
しかし、温室効果ガスが増えすぎると熱が逃げなくなり、地球が暑くなってしまいます。これが地球温暖化です。
■ゼロカーボンってなに?
温室効果ガスの排出量と吸収量をプラスマイナスして実質ゼロにすることです
排出量=森林等による吸収量
中札内村の面積の64%は森林です!
■中札内村の目標
下のグラフは、村における活動部門ごとの二酸化炭素排出割合を調査した結果です。産業部門が最も多い割合となっていますが、生産・経済活動の縮小がゼロカーボンの目的ではなく、温室効果ガスの排出を少なくする方法や行動を選択することでも脱炭素社会は実現可能となるでしょう。
それぞれの部門で、また、私たち村民一人ひとりが、無理のないバランスのとれた削減活動をしていきませんか。
◇2019年度 二酸化炭素排出割合
◇温室効果ガス排出量(千t-CO2)
2050年ゼロカーボンの実現は、みんな(村民・事業者等・村)が連携・協力して取組を進めることが必要です。
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