地震や台風など自然災害に対する防災意識の向上を図るため、毎年9月1日は「防災の日」、8月30日から9月5日は「防災週間」とされており、この期間には全国で防災訓練や関連イベントが行われています。町内の学校でも、9月4日に防災訓練や学習会が実施されました。
■余市養護学校
令和4年度から海上自衛隊余市防備隊の協力を得て1日防災学校が行われました。今年は地震・津波を想定した避難訓練や人形劇、担架や段ボールベッドの体験など防備隊の方々との交流を兼ねた防災学習が実施されました。児童・生徒たちは防備隊の装備品に興味を持ち、隊員の説明に集中して耳を傾けていました。
安達副校長は「子どもたちは、防備隊の方々の授業をとても楽しみにしています。毎年、防災学習の内容や伝え方を大変工夫していただき感謝しております。こうした繰り返しの学習を通して、安全意識が高まり、守る行動に繋がってほしいと考えています。」と話していました。
■東中学校
町総務課危機管理対策室の担当者が東中学校に訪問し、防災学習会が行われました。前半は、危機管理対策室長による実際の災害体験談や防災ガイドマップの説明、後半は、災害時の避難所開設を想定した訓練が行われました。生徒たちは、段ボールベッドや簡易トイレなどの実物を使用した実習を行い、班ごとに協力しながら、迅速に避難所資機材を展開していました。
明村校長は「すごい良い経験。災害をイメージできる貴重な機会でもある。生徒たちも地域の一員として助け合いができる子になってほしい」と話していました。
問合せ:政策推進課広報統計係
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