■インフルエンザと新型コロナウイルス感染症の予防接種
今秋より、インフルエンザに加え、新型コロナウイルス感染症に対しても、65歳以上の方の定期予防接種が行われることとなりました。
どちらも特に期待される効果は、罹患(りかん)した場合の重症化を予防することです。重症化すると、命に関わる肺炎・気管支炎・脳症・心筋炎などになることがあるほか、症状が長引く場合もあります。
町では、接種費用の一部を助成することとなりました。
費用助成の内容や対象者は、それぞれの予防接種で異なりますので、次の内容を確認の上、希望する方は、申し込みを行ってから、接種を受けてください。
▽町内実施医療機関および開始時期などについて
詳細が決まり次第、10月上旬の新聞折り込みチラシなどでお知らせを予定しています。
折り込みチラシは、役場窓口でお渡しすることもできます。
※町外で接種する場合、事前に役場7番窓口での手続きが必要です
※(1)、(2)以外の方は、全額自己負担での接種となります。医療機関に直接お申し込みください
問合せ:福祉医療課保健指導係
【電話】22-1144
■9月は認知症月間 パネル展示やアンケートを実施しました
今年1月に「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が施行されました。
これは、認知症の人を含めた国民一人一人が、その個性を尊重しつつ支え合いながら共生する活力ある社会(共生社会)の実現を推進することを目的としています。毎年9月21日を「認知症の日」、9月を「認知症月間」として、全国各地で広く認知症の関心と理解を深める行事が行われています。
町では、9月9日(月)から18日(水)に役場3階展望テラスにて、パネル展示とパンフレット・アンケートの設置をしました。
▽認知症に関する町の取り組み
・オレンジカフェ(認知症カフェ)
・認知症サポーター養成講座
・地域サロンなどでの認知症講話
・認知症初期集中支援チームの確立
・認知症ケアパスの作成・普及啓発
パネル展示では、これらの取り組みの様子を展示しました。
また、「認知症とはどんな病気?」や「認知症を予防するには?」、「認知症の方との接し方は?」など、認知症の知識や事例を用いた対応方法、認知症の人が利用できる制度について掲載された認知症に関するパンフレットや認知症ケアパスを設置しました。
他にも、認知症になり自分の意思がうまく伝えられなくなっても、自分らしく生活をするための方法として「わたしの覚え書きメモ」があります。これには、自身の体や大切にしていること、緊急時のことなどを記載できます。
今回実施したアンケートは、今後の取り組みに反映させ、より良い事業展開に生かしていきたいと思います。ご協力ありがとうございました。展示をご覧できなかった方には、地域包括支援センターで、パンフレットや認知症ケアパスの配布をしています。希望する方は、いつでもご連絡ください。
問合せ:倶知安町地域包括支援センター
【電話】23-0500
<この記事についてアンケートにご協力ください。>