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くっちゃんニュースTOPICS(2)

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北海道倶知安町

■じゃがいも交流 元気に大きくなって
今年度2回目となる倶知安農業高校と北陽小学校による「じゃがいも交流」が、5月21日(火)に行われました。
この交流は、北陽小学校4年生の総合的な学習の時間で行われ、児童たちが町の特産品であるじゃがいもについて学ぶことを目的としています。
児童らは、倶知安農業高校内の交流農場にて、今回の授業の先生である農高生からじゃがいもの植え方を教えてもらい、汗だくになりながらも自分の身長ほどあるくわを使いながら穴を掘り、肥料をまいて種いもを植えました。
今後も一緒にじゃがいもの成長観察や雑草抜きを行い、9月に収穫作業をする予定です。

■「田んぼの教室」農業の大変さを体験
6月6日(木)、町内八幡の水田で「田んぼの教室」が実施され、東小学校の5年生が田植えを体験しました。
この教室は、倶知安八幡地域資源保全隊と学校教育との連携事業で、子どもが自ら体験することで、農業の大変さや食の大切さを学習することを目的としています。
先生を務めた石田祥二さんから田んぼの歩き方や苗の植え方などを教えてもらった子どもたちは、腰かごに苗を詰め、素足で水田に入っていきました。泥に足を取られながらも、腰を屈め、ガイドのひもに合わせて苗を植えることができました。
秋には収穫作業を行う予定で、一年を通して学習していきます。

■学芸員と絵画鑑賞 美術の楽しみ方学ぶ
鑑賞の楽しみ方を知ることで、より芸術や文化に親しみや興味を持つことを目的として、倶知安中学校の1年生が、6月17日(月)、21日(金)に小川原脩記念美術館を訪れました。
生徒たちは、展示中の小川原作品約30点の中から好きな作品を選び、模写を行いました。同じ絵画を選んだ生徒同士でも、注意深く描いているところが異なり、個人ごとに特色が見られました。
その後に行われた学芸員との対話型鑑賞では、「何が描かれているか」や「作者はどんな気持ちで描いたか」など、作品からわかったことや感じたことをみんなで意見を出し合いました。
また、6月24日(月)には、同館の沼田副館長が同校を訪問し、グループワークを通して、小川原脩の作品や人生を掘り下げる授業が行われました。

■今年の「忠(なかごころ)」お披露目農高酒米プロジェクト
6月4日(火)、(有)二世古酒造の協力のもと倶知安農業高校の生徒たちが作る純米吟醸酒『忠』のお披露目会と販売会が同酒造で行われ、完成を楽しみにしていた町民などが訪れました。
2019年から始まった『酒米プロジェクト』は、生徒たちが約4カ月にわたって育てた酒造好適米『彗星(すいせい)』を使用し、日本酒を作るもので、醸造や瓶詰め、ラベル貼りも生徒たちが行っています。
今年のラベルは、色鉛筆で温かさと町らしさを出せるよう、同校生徒の大久保愛和(まな)さんがデザインしたものです。
製造に関わった生徒らは、「天候に左右されながら稲の生産を行うことや力仕事の醸造作業が大変だった」と話し、当日は、加工品や花苗販売に加えて日本酒の製造過程で生まれる酒粕を使ったデザートの試作提供も行われました。

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