■元気に年を重ねるために 今月のいきいき情報!
◆知っていますか?加齢性難聴〜耳の状態をチェックしましょう!
聴力の低下を放置していると、介護を必要とする一歩手前の状態であるフレイルや、認知症の原因につながります。
・聞き間違いが多く、会話がちぐはぐになる
・何度も聞き返すことが増えた
・テレビやラジオの音が異常に大きいと言われる
・呼びかけられても気がつかないことが多い
・話声が大きくなったと言われる
チェックが一つでもあったら……加齢性難聴の初期症状かもしれません。
◇加齢性難聴とは…
加齢に伴い進行する、内耳に起因する難聴です。内耳の細胞数減少により起こります。
65歳ごろから増加していき、75歳以上の方の約4~7割に、加齢性難聴の傾向がみられます。
主な症状は、会話や音が徐々に聞こえづらくなり、高い音から聞こえにくくなるのが特徴です。
◇耳のケア・病気予防のために…
聴力の低下を感じたら、耳に負担をかけないことが大切です。また、加齢性難聴以外にも聴力が低下する病気があります。聞こえにくさを感じたら、耳鼻科などの専門医で検査を受けることをおすすめします。
◇酸化ストレスの発生を抑える…
酸化ストレス(※)は、加齢性難聴を引き起こす内耳の細胞を傷つけることがわかってきました。
以下のことを意識し、酸化ストレスの発生を抑えましょう。
・暴飲暴食を避ける、禁煙するなど生活習慣を整える。糖尿病や動脈硬化の予防をする。
・適度な運動を行う。1日30分、週2~3回程度のウォーキングが効果的。
※酸化ストレスとは、体の中で酸化(サビ)をおこす有害なストレス反応。生活習慣や老化などが関わる。
地域包括支援センターは、高齢者の介護や生活の困り事の総合相談窓口です。
問合せ:地域包括支援センター【電話】79-5500 役場1階福祉部内
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