◆元気に年を重ねるために 今月のいきいき情報!
◇地域のみんなで高齢者の権利を守りましょう!
家庭や地域において、高齢者が介護者から、不適切な行為や扱いによって権利や利益を侵害される状態や生命、健康、生活が損なわれる状態におかれることを「高齢者虐待」といいます。
高齢者虐待は身体的虐待、心理的虐待、介護・世話の放棄・放任(ネグレクト)、経済的虐待、性的虐待の大きく5種類に分けられます。
(虐待を防ぐポイント)
(1)介護負担の軽減・早期発見
問題が深刻化する前に対応できることがあります。
(2)虐待は誰にでも起こりうるという意識を持つ
誰もが虐待される側、してしまう側になりえます。
(3)虐待を防止する地域づくり
高齢者のいる家庭が地域から孤立したり閉じこもりがちにならないよう、高齢者や介護者をあたたかく見守り、挨拶や声掛けする地域を築いていきましょう。
(4)認知症への理解
認知症という病気の理解が不足していることで、高齢者本人や介護者を苦しめてしまうことがあります。
早期発見し進行を遅らせることや、認知症の正しい知識を持って理解することが大切です。
(介護をしている方へ)
一人で、もしくは家庭内で抱え込まず、地域包括支援センターへご相談ください。金銭的な不安など人には相談しにくいことも、秘密を守って対応します。
頑張りすぎて疲弊すると、無自覚で虐待が日常化していることも少なくありません。
介護で悩んでいる人が周りにいたら、ぜひご相談ください。
地域包括支援センターは、高齢者の介護や生活の困り事の総合相談窓口です。
問合せ:地域包括支援センターから(役場1階福祉部内)【電話】79-5500
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