文字サイズ
自治体の皆さまへ

(防災特集)災害から命を守るために

3/48

北海道北広島市

9月1日は防災の日です。大正12年のこの日に関東大震災が発生したこと、昭和34年9月26日に伊勢湾台風が日本に上陸し戦後最大の被害を受けたことなどを教訓に、災害に対する心構えを忘れないため、35年に制定されました。57年からは、8月30日から9月5日を防災週間とし防災に関する訓練や行事が行われるようになりました。
災害はいつ、どこで起こるか分かりません。備えは万全ですか。

◆風水害に備える
風水害の発生が予想される場合、状況に応じて警戒レベルが発令されます。地域の方々にも声を掛けながら、警戒レベルに合わせた行動をしましょう。
風水害に備え家族でとるべき行動を時系列にまとめた行動計画表「マイ・タイムライン」を作ってみましょう。いつ、何をするべきかを家族で話し合い、整理しておくことで、災害時に落ち着いて行動する手助けになります。
詳しくは、防災マップ(ハザードマップ)を確認してください。
※二次元コードは本紙をご覧ください。


*身の危険を感じたら警戒レベルに関わらず避難してください。また、必ずしもレベル1から順に発令されるとは限りません。
※警戒レベル5 緊急安全確保が発令されたら身を守る行動ただちにをとってください!

◆地震に備える
地震が発生したら、まずは身を守ることが重要です。場所に応じた判断や必要な行動がとれるように確認しておきましょう。揺れが収まっても二次災害への注意が必要です。

◇地震発生から1分~
・まずはとにかく身を守る
大きな揺れを感じた場合や緊急地震速報を受けた場合、まずは自分の身を守り、周囲の状況に応じて揺れが収まるまで待ちましょう。

◇地震発生から1分~5分
・揺れが収まったら…
揺れが収まったら、慌てず落ち着いて行動しましょう。身の回りの安全確保と状況確認を行い、避難指示や家屋倒壊などの危険がある場合は、速やかに避難しましょう。

◇地震発生から5分~数時間
・地域で協力しよう‼
隣近所も同じく被災しています。余震に警戒しながら安否確認を行い、被害が出ている場合は、お互いに協力し合いましょう。

◆北広島の災害
・昭和56年8月4日~6日・23日~24日
豪雨と台風第15号により石狩川本支川10カ所の堤防が決壊。濁流が流れ込み、農作物が全滅した地域もあった。函館本線千歳線など全道で鉄道10線が不通。国道36号・12号のほか、17本の幹線道路が通行止めになる。

・平成22年12月2日
札幌市清田区を震源に深さ10km、マグニチュード4・5の内陸型地震が発生。震源地に近い大曲地区では震度4相当と想定される揺れが発生し、大きな被害を受けた。

・平成30年9月6日
北海道胆振東部地震
胆振地方中東部を震源に深さ37km、マグニチュード6・7の内陸型地震が発生し全道が停電。市内一部地域で住宅が倒壊、避難指示(緊急)が発令された。

◆ペットとの同行避難
災害時、あなたと大事なペットを守るために、今できることを考えましょう。

◇同行避難とは
避難所までの避難行動であり、人と同じ場所で過ごす同伴避難ではありません。
避難所でのペットの飼育場所は、屋根のある屋外になります。
*ペットを理由に避難しないのは、自分の安全を脅かすことにつながります。ペットと一緒に同行避難をしましょう。

◇平常時に飼い主がやるべきこと
・ワクチン接種や寄生虫の駆除など、日頃から健康状態をチェック
・最低限のしつけ、ケージに慣らす、飼い主が分かるよう首輪などに明示
・住宅の災害対策やペット用の避難グッズを準備

◇被災したら
・ペットを落ち着かせ、迷子にならないように注意し、ペット用の避難グッズを持って同行避難

◆各種訓練を実施します
◇炊き出し等機能検証訓練
9月4日(水)、防災食育センターで、災害時の炊き出し機能や避難所への配送手順などを検証します。災害時対応の実効性を確保するため、関係機関と連携した訓練を実施します。

◇水防訓練
9月25日(水)、北広島河川防災ステーションで、河川水害に備え災害現場での基本的な水防工法の習得と水防技術の維持・向上を図るため、水防訓練を実施します。

問い合わせ:危機管理課
【電話】372~3311(内線3345)

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU