◎社会教育・社会体育分野について
町民一人ひとりが、生涯にわたり、学ぶことに意欲を持って取り組む姿勢を醸成し、生涯学習社会の実現に向けて重要な役割を担う社会教育活動の推進を図るため、各年齢層に対応した学習の提供、町民が生活を営む上での地域課題や生活課題などに応じた学習機会の提供をすることが重要です。
また、文化連盟や関係団体、体育協会や関係団体などの支援や育成も重要であります。
そのため特に重視したいことを5点申し上げます。
(1)学ぶ機会の提供
幼児期から高齢期まで、町民一人ひとりが生涯にわたって生きがいのある豊かな生活を送るため、一貫した学びの機会を提供することが重要であります。
幼児期には、「キッズエアロビクス教室」や「初心者水泳・スキー教室」、学童期には、「ふれあい事業」や「文化・芸術鑑賞の旅」、青壮年期には、「家庭教育学級」や「全町女性レクリェーション大会」、高齢期には「ひまわり大学」など各事業に加え、全世代にわたり、趣味や教養を高める「公民館講座」や改善センタージム機器を使用しての「トレーニングルーム使用促進事業」を継続実施して、多様な学習機会の提供を図って参ります。
(2)生涯スポーツの振興
町民誰もがスポーツに親しみ、心身とも健康に過ごせるよう、スポーツ推進委員や体育協会などとも連携し、各種大会や事業を開催または協力をして参ります。
また、冬期間もできるスポーツ、軽スポーツの推進など年間を通して体力作り、健康づくりを推進し、体力の向上に取り組みます。
更に、スポーツ施設の計画的な整備を進めるとともに、野球場のグランドマスターやパークゴルフ場のカップやピン、フラッグの入れ替えなど、備品購入による施設の充実など、スポーツの振興に努めて参ります。
(3)図書館を活用した事業の展開
多様化する町民の学習意欲や読書意欲に対応するため、ニーズを把握した図書の充実を図るとともに、乳幼児を対象とした「ブックスタート事業」や図書館ボランティアの協力をいただきながら「リサイクル市」などの事業も継続して参ります。
また、小中学校とも連携し行っている移動図書事業も継続し、子どもたちが本に触れる機会の拡大を図って参ります。
更に、道立図書館や近隣4町の図書館も利用できるよう、引き続き連携を図って参ります。
(4)文化活動と芸術鑑賞の推進
本町にある貴重な文化財を保護・継承するため、郷土資料館の維持に努めて参ります。
また、真竜獅子舞保存会の支援を継続して行い、文化連盟やサークル活動を支援するとともに、連携して「町民文化祭」を開催いたします。
芸術鑑賞事業では、「文化・芸術鑑賞の旅」を開催し、優れた芸術や文化に触れる機会を提供して参ります。
(5)青少年の健全育成の推進
次代を担う青少年の健全育成は、家庭・地域・学校が相互に協力をしながら社会全体で行うことが大切です。各関係機関の協力をいただきながら健やかな成育を推進して参ります。
また、子どもたちが、自ら積極的に地域社会に参画できるよう、北空知広域事業であります「シニアリーダー研修会」への派遣や「子ども会リーダーキャンプ」などリーダー養成・研修事業や、保護者を対象とした「家庭教育学級」などの事業を推進し、地域全体で子どもを育む環境を整えて参ります。
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