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自治体の皆さまへ

災害から命を守るために(2)

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北海道占冠村

■占冠村の防災の取り組み
9月1日は「防災の日」。大正12年9月1日に発生した「関東大震災」にちなみ、防災の啓発を目的に制定されました。また8月30日から9月5日までは「防災週間」と定められ、全国的にも防災に関するさまざまな行事や訓練が実施されています。
占冠村でも、8月から9月にかけてさまざまな防災の取り組みが実施されました。被災地での経験を基にした講演や地域実態に即した避難訓練、ゲーム形式の防災学習など、その様子についてご紹介します。

▼行政区合同防災訓練
8月3日(土)、富良野消防署占冠支署で千歳・本通・宮下・占冠第一の4行政区合同による防災訓練が実施されました。
訓練では、講師を務めた占冠消防団員の荒哲平さん、映子さんご夫妻から「東日本大震災の経験から占冠村の防災に活かせること」と題して講演がありました。また、ペット災害危機管理士の資格を持つ映子さんから、ペット防災に関して重点的にお話がありました。

▼占冠村防災訓練
8月31日(土)、村主催の防災訓練を行いました。今年は計125人(役場職員等を含む)の参加があり、村で最も頻度と危険性の高いとされる大雨による水害を想定した避難訓練を実施しました。当日は台風10号の影響により、実際に大雨洪水警報が発令された中での訓練となりました。
いざというとき、体が自然に動くよう繰り返し行うのが訓練の醍醐味です。次回以降の訓練にも、多くの皆さんのご参加をお待ちしています。

▼1日防災学校
子どもたちの防災意識向上を目的とした「1日防災学校」。9月2日(月)に占冠中央小学校と占冠中学校が合同で、9月6日(金)にはトマム学校で実施されました。

▽占冠中央小学校・占冠中学校(合同)
防災かるたや防災に関するディスカッション、村の防災用品の見学などを行いました。

▽トマム学校
地震による火災を想定した避難訓練や煙中体験、防災ゲームを通して学びを深めました。

▼実践しよう!ローリングストック
「ローリングストック」とは、普段の食品を少し多めに買い置きしておき、賞味期限を考えて古いものから消費し、消費した分を買い足すことで、常に一定量の食品が家庭で備蓄されている状態を保つための方法です。

▼これが大事!家族会議・地域との連携
普段から家族で話し合い、各自ですべきことや避難方法、連絡方法などを決めておくことが重要です。
また、地域の人たちとも顔を合わせ、有事の際に助け合える関係を築くことも防災対策となります。

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