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■悪質商法や詐欺にご注意を!!
高齢になると、誰しも判断力や理解力の低下が起き、健康面や金銭面に不安を抱えて生活している人も少なくありません。そのため高齢者は、そういった不安に付け込む悪質商法や詐欺などの被害に遭いやすい傾向があります。
また、悪質商法や詐欺の手口は年々高度化しており、高齢者本人は騙されていることに気付かないというケースが多く見受けられます。被害を防ぐためにも家族や周囲の人が見守るとともに、困り事などがあるときに高齢者が相談しやすい関係づくりをしておくことが大切です。
■高齢者とその周りの方に気付いてほしい 消費者トラブル最新10選
1.屋根や外壁、水回りなどの‟住宅修理”
2.保険金で住宅修理できると勧誘する‟保険金の申請サポート”
3.‟インターネットや電話、電力・ガス契約切り替え”
4.‟スマホ”のトラブル
5.健康食品や化粧品、医薬品などの‟定期購入”
6.パソコンの‟サポート詐欺”
7.‟架空請求”、‟偽メール・偽SMS”
8.在宅時の突然の‟訪問勧誘、電話勧誘”
9.‟不安をあおる、同情や好意につけこむ勧誘”
10.便利でも注意‟インターネット通販”
参考:独立行政法人国民生活センターHP
■高齢者の消費者トラブルを防ぐために 見守りチェックリスト
▼家の様子について
□家に見慣れない人が出入りしていないか
□不審な電話のやりとりがないか
□家に見慣れない物、未使用の物が増えていないか
□見積書、契約書などの不審な書類や名刺などがないか
□家の屋根や外壁、電話機周辺などに不審な工事の形跡はないか
□カレンダーに見慣れない事業者名などの書き込みがないか
▼本人の様子について
□定期的にお金をどこかに支払っている形跡はないか
□生活費が不足したり、お金に困っていたりする様子はないか
□何かを買ったことを覚えていないなど、判断能力に不安を感じることはないか
参考:独立行政法人国民生活センターHP
▼困ったときの相談窓口
▽消費者ホットライン
【電話】188(イヤヤ!)
お近くの消費生活センターや消費生活相談窓口につながります。
▽警察相談専用電話
【電話】#9110(携帯電話からも可)
電話をかけた地域を管轄する警察本部などの相談窓口につながります。
▽法テラス(日本司法支援センター)
【電話】0570-078374(おなやみなし)
法的トラブルでの悩みについて、適切な法制度、関係機関を紹介します。
問合せ:地域包括支援センター(福祉子育て支援課)
【電話】56-2022
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