■10/2(水)地域への理解と愛着を深める ふるさと教育推進授業
占冠中学校とトマム学校(後期課程)の生徒を対象とした合同授業「ふるさと教育推進授業」が今年も行われました。この授業は、北海道大学大学院環境科学院との連携により、ふるさと占冠を題材とした授業を実施して生徒たちの村に対する理解や愛着を深めることを目的に毎年開催されています。3回目となる今年は星野リゾートトマムで開催され、リゾートにおける人や仕事、働き方の多様化や国際化について知り、自分たちの生き方や働き方に対する見方を広げるという内容で授業が展開されました。生徒たちは、リゾート職員3人から仕事の内容ややりがいについて説明を受け、職員の一人として参加してくれたトマム出身の今野はんなさんは「地元の魅力を多くの方々に伝えたくてリゾートに就職した」と話されました。また同大学大学院の山中康裕教授の講義では、多様性や国際化に関連する社会の動きや、主体性・創造性を養うことの大切さについてお話がありました。
■9/29(日)火災を想定して迅速に 占冠消防秋季演習
富良野消防署占冠支署および占冠消防団による恒例の秋季演習が実施されました。今年は占冠地域交流館から出火した想定で行われ、招集のサイレンが鳴ると消防団員らは速やかに占冠支署に集合し、現場に到着すると手際良くホースをのばして放水を行いました。日頃の訓練の成果を発揮して迅速に消火活動を行う姿に頼もしさが伺えました。
■10/7(月)村への多大なる貢献に感謝を 水上裕司さんに感謝状
元占冠消防団副団長の水上裕司さん(字中央)に対し、田中村長より感謝状が贈られました。水上さんは今年の6月に退団されるまで約40年もの長きにわたり消防団員としてご活躍されました。在団中の功績は数知れず、また常に他の模範となる行動を取られ、村民の生命・財産を守るためにご尽力いただきましたことに感謝申し上げます。
■10/18(金)ヒグマを学ぶ出前授業 中央小で熊の学校
占冠中央小学校で、ヒグマの生態などについて学ぶ出前授業「熊の学校」が行われました。今年は1・2年生を対象に行われ、保護者も参観に訪れていました。講師を務めた役場農林課林業振興室の浦田野生鳥獣専門員から、ヒグマの生態や遭遇しないための注意点のほか、村の自然環境や村に生息するいろいろな野生動物について説明があり、児童たちは真剣に耳を傾けていました。また浦田専門員が持参したヒグマの毛皮や骨、エサとなる木の実、ふんの乾燥標本に児童たちは興味津々の様子で、ふんが登場した際は笑いが起きていました。児童たちは終始積極的な姿勢で授業に臨み、浦田専門員から質問を投げかけられると多くの子が手を挙げて発言していました。授業内容は、自分たちがこの村の自然環境の中で暮らしているという実感とともに、実情報に即したヒグマ像を生き生きと思い描けるような工夫が凝らされていて、児童だけでなく保護者にとっても充実した学びの時間となったようです。
■10/19(土)北海道を満喫するツアー企画 ひとめぐり号をお出迎え
北海道を周遊する観光列車「HOKKAIDO LOVE!ひとめぐり号」が今年も運行され、JR占冠駅で地域の方々やしむかっぴーとともにお出迎えしました。列車は約10分間駅に停車し、降りてきた乗客らはしむかっぴーとの触れ合いや記念撮影を楽しんでいました。このツアーを機に、より北海道を好きになっていただけるとうれしいですね。
■10/24(木)清流大学公開講座 北方領土を知るつどい
占冠村コミュニティプラザで、地域の皆さんに北方領土問題に対する関心と理解を深めていただくことを目的に「北方領土を知るつどい」が開催されました。歯舞諸島水晶島出身の高塚正勝さんによる講演では、当時の暮らしぶりや旧ソ連軍に占拠されたときの状況、故郷に対する切実な思いなどが語られ、清流大学生など参加者約30人が耳を傾けていました。
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