占冠村小規模多機能型居宅介護施設とま～る開設10周年(1)

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平成27年4月に運営を開始し、今年で10年の節目を迎えた小規模多機能型居宅介護施設「とま～る」。村民の皆さんが住み慣れたこの村で、自分らしく、そして安心して暮らし続けられるようにと、地域の支えを受けながらこの10年間運営を行ってきました。
これからも一人一人の心に寄り添い、皆さんが笑顔で過ごせるようゆとりのある支援を心がけていきます。

■「とま～る」ってどんな施設?
とま～るは、利用者が可能な限り在宅で自立した日常生活を送ることができるように24時間365日体制で支援を行う「地域密着型」の介護施設です。
基本的なサービスは「通い」「訪問」「宿泊」の3つ。これらサービスは柔軟に組み合わせることが可能です。利用者の心身の状況や生活環境などに配慮しながら、施設の職員が「その人に適した介護計画」を作成し、その人に合ったゆとりのある支援を行います。

■「とま～る」を利用するには?
「通い」「訪問」のサービスを利用するためには「要介護認定(要支援1・2、要介護1～5)」が必要となります。要介護認定が済んでいる場合は直接施設(とま～る)へ、まだ要介護認定が済んでいない場合は占冠村地域包括支援センター(役場福祉子育て支援課)にご相談ください。
「宿泊」については、基本的に要介護認定を受けている方を優先としますが、宿泊室に空きがある場合は65歳以上の一般村民でも利用できます。ただし、サービスの提供が必要と認められた方に限られ、事前に手続きが必要となりますので、希望される場合は施設にご確認ください。
利用料金は(1)サービス利用料(2)食費(3)宿泊費(4)その他の費用(おむつ代など)の合計金額となります。利用状況によって異なりますので、こちらも施設にご確認ください。

■だれが運営しているの?
とま～るは村の公共施設です。指定管理者制度により、福祉サービスに関する専門性やノウハウのある「社会福祉法人占冠村社会福祉協議会」を管理者に選定して管理・運営を行っています。隣接している占冠村保健福祉センター「ノンノ」も有効活用しながら、村民の皆さんが安心して暮らし続けられるよう地域福祉の推進と充実を図ります。
※指定管理者制度とは、公の施設の管理・運営をノウハウのある民間事業者等に委任する制度。

▽占冠村社会福祉協議会　山下由美子会長
皆さまに支えられ無事10年の節目を迎えることができました。これからも「とま～る」が利用しやすく、地域に愛され親しまれる施設であり続けられるよう努めてまいります。

■イベント・行事もたくさん!
とま～るでは、基本となる介護サービスのほかにも、年間を通して利用者が楽しめるイベントや行事を企画・開催しています。
これまでもお花見や魚釣り、クリスマス会や新年を祝う催しのほか、地域の皆さんをお招きして盛大に開催する「とま～る夏祭り」、各学校や保育所を訪問して運動会などの行事の見学、ふるさと祭りや総合文化祭といった地域イベントへの参加など、地域との交流機会を数多く創出してきました。
そして現在、皆さんと一緒にとま～る開設10周年をお祝いするため、イベントの開催に向けた企画が進行中です。開催について、村の広報紙に折り込みしている「とま～るだより」などで改めてご案内いたしますので、多くの方のご参加をお待ちしています。