自覚症状の有無で健康の判断をしていませんか?
特定健診は、内臓脂肪が過剰に蓄積した「メタボリックシンドローム」に着目した健診です。内臓脂肪が蓄積することで引き起こされる高血圧症、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病は自覚症状がありません。そして、高血圧や糖尿病などの生活習慣病は、自覚症状がないまま進行してしまいます。
生活習慣病が重症化することで、脳卒中や心筋梗塞、人工透析の必要な腎臓病などを引き起こし、長期入院や介護を必要とする状態につながるといわれています。
日頃からの健康管理について考えるきっかけとして、まずは特定健診の受診を入り口に考えてみませんか?
■健診はどれくらいの人が受けているの…?
令和4年度の名寄市国保における特定健診受診率は36.8%で(表1)、令和3年度より増加したものの、国の目標受診率とする60%を達成するためには、あと約800人の受診が必要です。
→国保制度における特定健診の目標受診率は60%となっており、達成できない場合は保険税の増額に反映される仕組みを国は進めています。
■健診を受けるのと受けないのでどれくらい差があるの…?
特定健診を受けている人の生活習慣病治療費(R4)は、受けていない人と比べて年間で 46387円も安くなっています!
■健診を受けるメリット
・40〜74歳の方は、無料で受けられます。
・名寄市独自で国の制度を拡大し、30歳から特定健診と同じ内容での健康診査が無料で受けられます。
・がん検診や他の検診も同時に受診できる日があります。
健診を受けて、自分の身体の状態を知ることで、生活習慣に気をつけたり、早期に治療を開始することができます。
1年に1回健診を受けて、確認しましょう!
■令和6年度 特定健診の日程
「特定健康診査受診券」を持参することで(1)~(5)のどれかひとつの方法で特定健診が受診できます。
※30~39歳の方は受診券がなくても無料で受診できるため、受診券を送付しておりません。
※重複して受診した場合は健診料金が全額自己負担となる場合がありますので、ご注意ください。
(1)~(3)の検診申し込み・問い合わせ:保健センター(西2北5)
【電話】01654(2)1486
(4)、(5)およびその他問い合わせ:市民課医療年金係(名寄庁舎1階)
【電話】01654(3)2111(内線3116)
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