インフルエンザや新型コロナは発症直前から感染力が強く、発症後は重症化する可能性が高いため、普段からの感染予防が大切です。
◆感染予防のための基本対策
インフルエンザや新型コロナは症状が似ており区別することことは難しいですが、感染経路は共通しているため、予防の基本対策は同じです。(下図参照)
〈インフルエンザと新型コロナの違い〉
日本感染症学会提言「今冬のインフルエンザとCOVID-19に備えて」参考
●接触感染とは
物品に付着したウイルスに触れた手で、口や鼻・目を触ることで感染する。
《対策(1)》手洗い
手や物品に付着したウイルスを落とす。
↓
外出後や食事前、トイレの後などにしっかりと洗おう!
ハンドソープを使って指先や爪の間までていねいに洗う
流水でしっかり流し、水分を拭き取る
●飛沫感染とは
咳やくしゃみに含まれたウイルスが1mほど飛び出し、それを吸い込むことで感染する。
《対策(2)》咳エチケット
せきやくしゃみに含まれるウイルスを吸い込まない・まき散らさない。
↓
マスク着用(口と鼻を覆う)
ティッシュやハンカチ、袖等で口や鼻を覆う
《対策(3)》換気
ウイルスを空気中に浮遊・停滞させない。
↓
外気(風)の通り道をつくる
例(1) 窓と対角線上の窓または扉を開ける
例(2) 常時換気扇を使用する
◆感染予防のためのワクチン接種
ワクチン接種は感染後の重症化を一定程度予防する効果があります。効果や副反応などを確認した上で、接種を希望される場合は各医療機関にお申し込みください。
町では接種費用の一部を助成しています。
詳しくはホームページまたは保健福祉センター(【電話】32-2000)にお問合せください。
◆もし感染してしまったら?
ご自身の療養とあわせ、上記の(1)(2)(3)を続け、周囲に感染をひろめないことも大切です。
特に下記に当てはまる方は重症化を避けるため、早めに医療機関を受診しましょう。
・重症化リスクの高い方(高齢者、基礎疾患を有する方、妊婦、子ども(小学生以下))
・症状が重い、または症状が長引く場合
保健師:塚崎優希
<この記事についてアンケートにご協力ください。>