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みんなでつくる『ふくしのまちづくり』 No,3 「食の拠点」(2)

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北海道和寒町

◆新たな特別養護老人ホームの厨房で小中学校や保育所の給食は作れませんか?
(1)学校給食
新たな福祉施設で給食を提供する場合、法律上、特別養護老人ホームとは別に学校給食用の厨房を設けなければなりません。本町の小中学校の給食は平成18年から士別市学校給食センターからの配送方式で実施してきており、これまでも施設の維持費や事業の運営費を共同で負担しています。
大きな負担となる新たな施設での設備整備費と士別市との事業連携を比較検討し、小中学校の給食はこれまでどおりとしました。学校給食以外(夏休み期間など)での子供たちへの食の提供についてはこれからも検討していきます。

(2)保育所
保育所では3歳未満のお子さんの給食は、施設内で調理することと定められています。また、食物アレルギーなど個別対応のお子さんが増えてきていることを考えると、3歳以上のお子さんを含め、これまでと同様に保育所内で調理を行うことが適切であると考えています。

■やさしい地域づくりへ 認知症サポーター養成講座
本町では、認知症に対する正しい知識と理解をもち、地域や職場で認知症の方とその家族を温かい目で見守り、自分たちのできる範囲で手助けする『認知症サポーター』を養成しています。
「ふくしのまちづくり基本構想」の実現に向け、子どもたちの思いを聞き取ることも必要なことから、社会福祉法人ゆうゆうの石川あゆみさんを講師に「認知症キッズサポーター養成講座」を実施しました。

《小学5年生 6月14日(金)》
映像やグラフから高齢化社会の現状や高齢者は増えるが、子どもが減っていくこれからの年齢構成を知り、驚く様子もありました。
高齢者と接するのは「難しい」「大変」と感じている一方で、「楽しいイベントを作る」「優しい言葉でしゃべる」「コミュニケーションが必要」など積極的な意見も出されていました。

《中学2年生 6月24日(月)》
認知症当事者の話や認知症の人が暮らしやすいまちづくりについて、動画を見ながら事例を学び、「まちにこんなところがあったらいいな」をテーマにグループワークを行いました。
「ボールが使える公園」「空き家の整備」「本が買える場所」などの意見が出され、自分たちの望む居場所について考える機会となりました。

■『ふくしのまちづくり住民説明会』
日時:8月21日(水) 午後の部13:30~ 夜の部18:00~
内容:「ふくしのまちづくり基本構想、基本計画」について、町と社会福祉法人ゆうゆうから説明します。
会場:保健福祉センター
事前申し込み不要、直接会場へお越しください。

町のホームページ(基本構想、概要版)(二次元コードは本紙をご参照ください)

お問い合わせ:保健福祉課 地域福祉推進室
【電話】32-2000

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