マチの話題(11月9日～12月13日)

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●はまなす学園大学生　救命講習
11月17日、北留萌消防組合天塩支署の植村純一氏と熊谷佑斗氏の2名を講師とした救急救命講習会が行われ、はまなす学園大学(高齢者大学)の22名が参加しました。前半は座学にて救急処置を動画等を用いながら学び、後半は人体人形を使い、事故や急病で心肺停止となった人の初期対応をする想定で実技訓練を行いました。講師のレクチャーを受けながら胸骨圧迫やAEDを使用して心肺蘇生を一人ずつ全員が行いました。参加した70歳代の方は「過去に同様の講習を受けたが、今回も受講してよかった。定期的に受けたい」と感想を述べました。

●認知症講座　映画上映会
認知症のことや介護の仕事、人と人、家族や地域との繋がりについて新人介護福祉士が認知症患者や家族とのふれあいを通して、学び成長していく姿を描いた映画「ケアニン」の上映会が11月29日、町福祉会館にて開催されました。昼の部、夜の部の2回開催され56名が参加しました。10～80歳代の幅広い年齢層が映画を鑑賞し、「この映画のような場所があり利用できると素晴らしいと思った」「介護のことはまだ、家族だけ、一人だけで抱え込むことが多い現状だと思う」「機会があれば続きも見てみたい」等の感想がありました。

●第15回地域福祉大会
12月3日、町社会福祉協議会の主催による「第15回天塩町地域福祉大会」が「誰もが住み慣れた地域で、自分らしく生活することができる地域づくり」をテーマに、町社会福祉会館で4年ぶりに開催され、町民など約100名が参加しました。表彰式では、町社協より(株)阿部組へ感謝状が贈呈され、全国社会福祉協議会より久留宮美智博さんに、北海道社会福祉協議会より園田加代子さん、伊藤望さんに表彰状が伝達されました。札幌市在住のクラリネット奏者・二田浩衣さんによる講演と演奏、歳末たすけあい運動の一環としてのビンゴ大会等も行われました。

●バランスボール・ヨガ教室
12月8日、町教育委員会主催による「バランスボール・ヨガ教室」が、(一社)天塩スポーツ健康づくりラボの運営で開催され、30歳代から60歳代の11名が参加しました。バランスボール講師の藤原ゆみこ先生(愛知県在住)、ヨガ講師の中島まなみ先生(豊富町)をお招きし、バランスボールを用いたエクササイズとヨガを行いました。参加した40歳代の女性は「6年前に藤原先生がお越しになって初めて開催したバランスボール教室で、その楽しさに魅了され、今回もヨガと併せて愉快に運動することができた」と語りました。

●天塩産トドマツクリスマスツリー
留萌振興局森林室天塩事務所(鳥本雅裕所長)による木育活動の一環として、クリスマスツリーづくり体験が行われました。12月5日、認定こども園児22名が留萌産トドマツ薄皮を「てしお仮面」の形にした板を思い思いに色塗りしオーナメントを作りました。7日には役場に設置された高さ3mの天塩産トドマツに園児13名が飾りつけに訪れ、完成したクリスマスツリーは25日まで展示されました。園児らと飾りつけを行った指導林家の横山秀さんは「ツリーを通して子供たちが木に親しみをもってもらえたら」と語りました。

●酪農振興会　牛乳券を贈呈
天塩酪農振興会(満保豊会長)は、牛乳消費拡大活動及び食育活動ならびに地域社会貢献活動の一環として牛乳券を町に贈呈いたしました。12月8日、満保豊会長と中島康行副会長は、役場を訪れ牛乳券(200円券・1000枚)を吉田町長に手渡しました。吉田町長は「牛乳券を戴き有り難い、こども園、小中高生等に配布活用させていただきたい。昨今、飼料高騰・後継者不足など酪農家の皆さんはたいへん苦境に立たされており、町として課題を解決に導くためにも、交流等を通じて積極的に意見を聴いていきたい」と語りました。

●内閣府コンテストで天高生発表
天塩高校では「総合的な探究の時間」授業にて筑波大学との高大連携ワークショップを実施しています。それを通じて、2年生「6班」(高原琉愛さん、田中亜月さん、三浦和華さん、小平春花さん)が地域データを分析し、考案した町活性化プラン「夕日+α?!」を内閣府主催「地方創生☆政策アイデアコンテスト2023」に応募したところ、北海道ブロック代表に選出され、12月9日、内閣府庁舎(東京)で開催された最終審査会で道外8地域の代表校と発表を行いました。上位入賞は叶いませんでしたが、視聴者「推しチーム投票」で1位を獲得しました。

●教育施設等修繕で地域貢献
12月11日、町の文化教育施設等の修繕等の地域貢献を行った事業者への感謝状贈呈式が行われました。株式会社石山組は、9月末に天塩川歴史資料館の外壁修繕をされました。ハラダ工業株式会社は、9月末に天塩小学校へのカスケード物置移設作業と円山社会教育会館の美化作業をされました。株式会社瀬越組は、12月初旬に天塩中学校と認定こども園へのカスケード物置の移設作業をされました。吉田町長は「町の文化・教育施設の美化及び環境整備のためにご尽力、貢献をいただき感謝致します」と述べ、3社へ感謝状を贈呈しました。