◆糖尿病を知ろうCAFÉ
8月19日、町立病院の外来出張医で糖尿病専門医である続木惇先生を講師に第1回「糖尿病を知ろうCAFÉ・イチから学ぶ糖尿病」を町保健ふれあいセンターにて開催し、30~70歳代の町民40名が参加しました。続木先生は「糖尿病の基本である空腹時血糖の正常値『70-110mg/Hg』を『セブンイレブン』で覚えると簡単」などわかりやすい言葉で説明し、カレンダーを活用した具体的な生活習慣改善方法の提案もありました。参加者からは「明日からやりたい」「わかりやすかった」という声もあり、コーヒーなど飲みながら楽しく参加していました。次回(第3回)の開催は10月21日(月)です。
◆天塩タイガース詐欺被害防止活動
年金支給日の8月15日、天塩警察署と天塩タイガースの選手13名(天塩小2~6年)が合同で、道内で被害が急増しているSNS型投資詐欺被害防止のための啓発活動を行いました。稚内信金天塩支店前で高齢者等に「その投資アウト!」と被害防止を呼びかけ、来店した60代男性は「変なメールが来たら開けないように注意していますが、子どもたちに呼びかけられ、もっと気をつけようと思いました」と話しました。その後、選手たちと天塩署員は、てしお温泉「夕映」などの施設を訪れ、被害防止啓発メッセージが書かれたボールを渡し、注意喚起への協力をお願いしました。
◆道路ふれあい月間・清掃活動
国土交通省では毎年8月を「道路ふれあい月間」と定め、道路の正しい利用の啓発や道路愛護の普及を図っています。8月22日、道の駅てしお周辺の道路を天塩商工会女性部員、北海道開発局職員、町役場職員ら約20名が約1時間にわたり清掃活動を行い、道路脇に落ちていた空きペットボトルや空き缶、ビニール袋などのプラスチックゴミを収集しました。天塩商工会女性部員は清掃活動後、道の駅てしお内の花壇の手入れ作業を行いました。
「道の駅てしお」は例年、町内で最も多くの観光等来場者が訪れる施設で、令和5年度には年間約37万人が立ち寄りました。
◆老人クラブ「昼カラ・サロン」
天塩町老人クラブ連合会では、会員相互の親睦を深めるため、初の試みとして「昼カラ・サロン」を8月20日にスナック・Aiで開催しました。70~90歳代の会員約20名が参加し、各自がお気に入りの昭和時代の歌謡曲を順番に唄い、その都度、拍手喝采がなされ盛況の様相。老人クラブ連合会の小林正義会長は「かつて我々が若く、町も活気があった頃の雰囲気を少しでも呼び戻したい。そのためには、まず我々の世代が率先して、このようなことを通じて町を活気づけるためのきっかけづくりをしたい」と語りました。今後、同サロンを毎月1回開催する予定です。
◆町内会で避難訓練を実施
「防災の日」である9月1日、7丁目町内会(土部芳信会長)は、最寄りの堅固な建物である役場庁舎を避難場所に設定した独自の避難訓練を実施しました。正午のサイレンに合わせて、各世帯が一斉に避難開始を行い、役場庁舎に徒歩で避難しました。10~80歳代の男女35名が、9分間で移動しました。参加された40歳代男性は、「災害がいつ起こるか分からないので、日頃から近所どうしでお互い声をかけあって、迅速かつ円滑に避難ができるよう心がけたい」と語りました。当町内会では、本年より自主防災組織を立ち上げ、防災意識の向上に努めています。
◆「天塩シジミ」体験学習
8月28日、町主催、北るもい漁業協同組合天塩支所と留萌地区水産技術普及指導所の協力による「いきいき水産学園」にてシジミ体験学習が行われ、天塩小3年生10名が参加しました。始めに天塩川岸でシジミ漁を見学し、1日で採れるシジミの量や、漁の時間、日数などを漁師さんに質問しました。その後、漁組加工場に移動して選別機によるシジミの選別工程を見学し、特大は32mm以上、大が26~31mm、中が23~25mmなどサイズ基準について説明を受け、冷凍シジミの袋詰め加工工程も見学しました。最後に水産技術普及指導所の高草木指導員からシジミの生態について説明を受けました。
◆ふるさと納税・CF特別講義
9月6日、天塩高校(2学年27名)は総合的な探究の時間(高大連携)授業にて、ふるさと納税サイトを運営する(株)さとふる(東京)とCF(クラウドファンディング)のサイトを運営する(株)CAMPFIRE(東京)とオンラインで繋ぎ、特別講義を行いました。ふるさと納税の仕組みの説明や、高校生や大学生が返礼品を開発した事例の紹介、またCFでは、高校生が発案したプロジェクトで不特定多数の人から資金を募る際の成功と失敗の事例説明を受け、班毎に配置された筑波大生、麗澤大生とのグループワークで2社の担当者とオンラインでの質疑応答・意見交換を行いました。
◆災害時避難協定を締結
町と天理教男能富分教会は、9月1日付で「災害時における指定緊急避難場所に関する協定」を締結しました。洪水や火災が発生時、または地域住民からの要請があった場合、緊急避難場所として使用できることになりました。既存の雄信内地区の指定避難場所は雄信内生活改善センター(洪水以外)と啓徳小学校です。9月3日、役場にて協定締結式が行われ、同教会の五十嵐仁代表役員と吉田町長が協定書に署名しました。吉田町長は「地域の方々にとって馴染みのある施設であり、これまで洪水の際の指定避難場所は啓徳小学校2階のみでしたので、たいへん心強く有り難い」と述べました。
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