マチの話題(1月11日～2月13日)

12／17

●歌留多大会、4年ぶりに開催
天龍歌留多倶楽部主催による「故立花勝氏・故湯澤邦雄氏追悼・第15回道北・道東下の句歌留多大会」が、てしお温泉「夕映」にて、1月20日夜から21日朝にかけて開催され、町内8チームをはじめ、稚内、幌延、留萌、羽幌、初山別、旭川、北見など13市町村32チーム96名が出場しました。午後7時からの開会式では島地会長が「4年ぶりにカルタ熱を爆発させ、熱い戦いが繰り広げられることを期待しています」と語り、吉田町長、浅野道議による来賓挨拶、前回大会で優勝した枝幸町のチームによる優勝トロフィーの返還が行われました。午後8時に試合が開始されると、出場選手たちは下の句を読み上げる読み手の声と、木札に神経を集中し、掛け声とともに木札を取り合う白熱した戦いが、翌朝6時頃まで夜を徹して繰り広げられました。
大会結果は次のとおりです(敬称省略)。
※詳しくは本紙をご覧ください。

●天中生、ボランティア除雪
1月26日、毎年恒例となっている天塩中学校・生徒によるボランティア除雪が行われました。生徒会の呼びかけで集まった生徒53名と教員12名が、「認定こども園おひさま」「恵愛荘・ケアハウスかがやき」「高齢者住宅・2軒」にグループごとに分かれ、約1時間をかけてボランティア除雪を行いました。前日は、暴風雪警報が発令され、1日間で約20cm(積雪深76cm)の降雪があり、吹雪による吹き溜まりとなった建物の隅などを重点的に、スコップとスノーダンプを用いて手際よく機敏なチームワークにより除雪作業を行いました。

●楽器等を寄贈にて感謝状贈呈
風力発電事業を行っている合同会社ユーラスエナジー浜頓別は町に楽器等を寄贈し、感謝状が贈呈されました。同社は、昨年4～9月に複数の楽器(バリトンサクソフォン、チューバ、クラリネット、ホルン、フルート等)や譜面台を天塩中学校に寄贈しました。1月26日、同社グループを代表し(株)ユーラステクニカルサービス宗谷事業所の小林義和事業所長が来庁し、吉田町長より、感謝状と寄贈された楽器を使っている天塩中学校吹奏楽部の生徒13名による御礼の言葉が記載された色紙とメッセージと演奏動画が収録されたDVDが手渡されました。

●将来の農地利用について協議
改正農業経営基盤強化促進法が令和5年4月から施行され、将来の農地利用について明確化するため自治体ごとに地域計画を策定することから、天塩町農業委員会は1月31日から地区毎に5日間にわたり農地利用に関する協議を役場大会議室と雄信内支所にて行いました。町内の農業者延べ38人と農協等関係者延べ10人が参加し、模造紙サイズに拡大した現況農地地図を見ながら活発に意見が交わされました。同農業委員会では、協議と農業者への経営意向調査結果をもとに目標地図の素案を作成し、天塩町が地域計画を令和7年3月末までに策定する予定です。

●天高生、ものづくり等体験学習
2月6日、天塩高校1・2年生57名は、本年度の「総合的な探究の時間・高大連携」で学び、提案したアイデアの実現に向けた理解を深めるため、班ごとに町内の各店舗等を訪れ、店主のレクチャーを受けながら製造体験等を行いました。「とらや菓子司」を訪れた生徒は、自分たちが提案した「夕日プリン」の案を店主に説明し、プリンの製造体験をしました。「(株)天塩の國」の食品加工所を訪れた生徒は、食品の製造工程や機器、特産品の開発についての説明を受け、「居酒屋はまなす」を訪れた生徒は、鮭魚肉を用いたソーセージの試作品の製造体験などを行いました。

●麗澤大学との連携協定締結式
2月13日、千葉県柏市に所在する麗澤大学と天塩町との包括連携協定の締結式がオンラインで行われました。協定は、地域社会の発展と住民サービスの更なる向上を推進するため、地域の人材育成、文化振興、町政振興等に関する事項について連携協力することとしています。式には、麗澤大学の徳永学長をはじめ3名の副学長、客員教授で筑波大学の大澤教授、天塩町からは吉田町長をはじめ横山町議会議長、副町長、教育長が出席しました。麗澤大学は1935(昭和10)年に創設され、約2500人の学生が在籍し、世界大学ランキング日本版「国際性分野」で全国12位、県内1位の評価を受けています。

●剣道の全国大会に出場
天塩町出身で現在、中央大学2年生の島地龍さんは、2月に札幌市で開催された北海道剣道連盟主催による選考会の次鋒において大学生の部で優勝し、4月29日に大阪市で開催される第72回全日本都道府県対抗剣道優勝大会に出場することが決定しました。2月13日、出場報告のため吉田町長のもとを訪れ「さらにレベルを上げて全国大会でも一層の活躍をしたい」と抱負を語りました。島地さんは、6歳から剣道を始め、小学生から大会に出場し、中学を卒業するまでの間、町内の道場で剣道の修練を重ねました。