■天塩町の肥満率 道内ワースト1位からの脱却大作戦(1)
~「脂肪細胞」を知ろう!~
天塩町の肥満率は、“道内ワースト1位”という衝撃的な現状が明らかになりました。しかし、体型を気にする人に対して「太った?」等、周囲から指摘することは避けたいものです。
まずは、自分の体格を知り、「脂肪細胞」の働きについて理解を深め、病気を予防しましょう。
まずは自分の体格(BMI)を知ろう!
◇「脂肪細胞」は、他の細胞と同様に常に入れ替わっています(寿命は10年)
BMI27~28で細胞が肥大化して限界点となり、細胞の数が増えていきます。この「脂肪細胞」が増える前に体重を4~5kg減らすことはとても重要です。
※詳しくは本紙をご覧ください。
◇「脂肪細胞」の役割とは?
みなさんの体には「脂肪細胞」という細胞があります。昔は、現代のように食べ物が豊富ではなかったため、「脂肪細胞」は飢餓状態に備えてエネルギーを蓄えるという役割がありました。
その役割は今も機能しており、飽食の現代では蓄える量も膨大となり、その結果、肥満を招きやすくなっています。
※普通体重と肥満の状態では、細胞の大きさや役割が異なります。BMI25以上になると悪玉の物質がたくさん出るようになり、血管内皮障害を起こす原因となってしまいます。
「脂肪細胞」が大きくなる要因には、過食・高脂肪食・ジャンクフード・異性化糖と呼ばれる食品のとりすぎがあります。これらは、「脳の変調」を起こしやすくするため注意が必要です。
次回10月号は、「脳の変調」の原因や修正してくれるものについてお伝えします。
お問い合せ先:福祉課ふれあい係
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