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このまちのデザイン2024 令和6年度 町政執行方針(2)

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北海道奈井江町

■令和6年度教育行政執行方針
ないえの教育
教育長
相澤 公
「主体的な学習機会の創設と学び続けるための環境を確保」
令和5年度は、4月に発足した小中合同のコミュニティ・スクール(学校運営協議会)では、学校評価はもちろん、体験活動のあり方、学校を支えていく仕組みなどについて議論が行われ、小中高の子どもたちが自分たちで実践したいことを考えて活動する子ども会議では、児童会や生徒会のメンバーのほか、公募による子どもたちも含めた20名を超える委員が意見交換を重ね、産業まつりの出店や芽室町とのオンライン交流など、主体的な活動が行われてきました。
総合文化祭も、コロナ前のように開催すると共に町民の気軽な作品展示の場として開催してきた町民ギャラリーを通じて、サークル活動の活性化を図ってきました。
また、コンチェルトホールが30周年を迎え、ホール初となる30人規模でのオーケストラ演奏など、町民にとって質の高い文化、芸術に触れる機会をつくると共に町外からの交流人口の活性化に寄与することができました。
迎えた令和6年度も、このような歩みを止めず、教育ビジョンの推進に向けた教育行政の執行を行って参ります。
その主なものとして学校教育では、子どもたちの社会生活の理解、そして、奈井江町のまちなみや仕事といった郷土の今、郷土の歴史の理解と愛情を育む教材として、新年度から新たな社会科副読本「ないえ」の活用をし、ICT環境が整う中、本書をPDF版として発行していきます。
中学生を対象とする公設塾の令和7年度創設に向けた準備を進めるとともに、児童生徒のこころの相談や保護者、教職員の助言など必要に応じたカウンセリングができるよう予算の拡充を行います。
また、子どもたちの生きる力を備えて行くための学びの環境である小学校から中学校までの9年間のあり方について、コミュニティ・スクールにもご協力を頂きながら、議論を始めて行きます。
社会教育では、図書館システムを更新し、小中学校との連携を図ると共に自宅でも図書検索や貸し出しの予約ができるようにするなど、本に接するチャンネルを増やしながら、読書活動を推進していきます。
また、スポーツの面では、幅広い年齢層の方たちから好評を頂いてきたコンディショニング事業の担当トレーナー1名を追加雇用し、事業の充実を図って参ります。
~教育行政執行方針より〜

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