~共に奏でる新たな挑戦への第一歩~
◇すべての公共施設にBGM音楽を配信!
町では「まち中(じゅう)音楽」を合言葉に、いつでもどこでも音楽や音に触れることができ、年齢や立場を問わず、誰もが音楽を通じてつながることができる、音楽をキーワードにした、共に奏でる新たなまちづくりの挑戦を進めています。
その取り組みの一環として、この度3月29日(金)より、町内の9箇所で、店舗向けBGMサービス「USEN MUSIC Enterprise」のシステムによるBGMサービスを放送開始しました。「USEN MUSIC Enterprise」を全公共施設に導入することは、全国でも初の取り組みとなります。
音楽には様々な効果があり、皆様に「より快適に」お過ごしいただくことを目的としています。各施設毎・時間帯に応じて音楽ジャンルを変更しながら、皆様の日常に音楽をお届けします。
また、今後は本サービスを活用して、イベント告知や、お店・事業の宣伝、町民の皆様のご意見のご紹介などの情報発信に加えて、独自制作の番組の放送を行っていく予定です。
◇町内BGMサービス導入箇所
・役場庁舎
・交流プラザみなクル
・町立病院
・駅前広場
・文化ホール
・社会教育センター(公民館・図書館・郷土館)
・体育館
・道の駅ハウスヤルビ奈井江
・町民プールなえっこ
◇アンケート
駅前広場以外の実施する施設にアンケートボックスを設置しています。ご意見やご要望などがありましたらアンケートボックスにお寄せください。
■まち中音楽ゼロチームインタビュー
「奈井江版生涯活躍のまち」は、住民の全世代誰もが、居場所と役割をもって活躍できる、地域を目指す取組みです。
その一つに、まち中音楽活躍システムワーキンググループがあります。
今回の企画を実行したまち中音楽ゼロ実行チームにインタビューをしました。
―公共施設に音楽を流そうと思ったきっかけは?
最初は、公園など屋外で流すことを検討していました。しかし、隣近所に家があり、受け入れられにくいのではないかと考え、まずは、公共施設という建物の中で流すことにしました。様々な利用者が多数集まり、受け入れやすいところの施設を全部入れようという形にしました。
駅前広場は屋外ですが、イベントも行うことがあるため、駅向きのスピーカーから音楽を流し、近隣住宅への影響を抑えます。
これはきっかけで、お店や民間の施設でも「いいな」「自分のところでもやりたい」と共感してもらい、どんどんまち中に音楽が広まればいいと思います。
―どんな音楽を流す予定でいますか?
場所に合わせて様々なジャンルのチャンネルを選んでいます。
基本的にはBGMとして歌声の入ってないインストゥルメンタルです。
基本的に、各施設の開館から閉館まで、駅前広場は朝8時から18時まで流します。
開館時間内でも会議室などは、利用目的によって音を消すことや絞ることもできます。
―この企画の目標は?
町内のいろいろなところで音楽が聴けるようになったら素敵だと思います。
―この取り組みを通じて、音楽の持つ力についてどう感じてますか?
楽器を弾いて楽しんだり、嫌なことを忘れられたり、食べて音楽を感じたり、音楽を幅広く捉えることで、音楽で人と人とがどんどん繋がっていくような、音楽の持つ力は、数字で表せない良さがあり、どんな人でも五感を通して感じ取ることができる力を持っていると改めて感じました。
―将来はどんなまちになって欲しいですか?
聴く・演奏するだけではなくて、好きなアーティストのことや曲、ジャンルを語るなど、色々な楽しみ方で繋がる、様々なところで音楽を感じられるような展開をしていきたいと考えています。
BGMの放送は始まりで、仕事を作り出して音楽家や音楽に関係する人たちに定住してもらい、コンサートを開いてくれたり、ワークショップを開いたり、様々な世代の人が音楽というツールで〝つながる〞まち、音楽を聞いてワクワクしたり、癒されたり、町民に限らず、色々なまちから人が集まるようなまちになって欲しいと考えています。
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