先月号より連載を始めましたが、このコーナーのタイトルが「見つけた! まちのゼロカーボン」になりました!
早速、まちのゼロカーボンを見つけました!今月は奥尻町にもある「地熱発電」についてご紹介します。
■奥尻地熱発電所について
平成29年度に導入され、奥尻町の約10%の電力をつくり出しています。
発電方式は、「バイナリー方式」を採用しています。バイナリー方式は、井戸から汲み上げた熱水で水よりも沸点の低い液体を沸騰させ、蒸気でタービンを回して発電します。
■地熱発電の特徴について
・地球にやさしい…発電時の温室効果ガス(CO2)排出量はほぼゼロです。
・長期的に利用できる…地下の地熱エネルギーを使うため、長期間にわたる供給が期待されます。
・安定した発電ができる…発電量は天候に左右されません。太陽光や風力も地球にやさしく長期的に利用できますが、太陽光は夜や曇っているとき、風力は風がないときに発電量は減ってしまいます。
■地熱発電所見学について
9月6日に奥尻中学校1年生の地熱発電所見学が行われ、当課職員が地熱発電のしくみについて説明しました。
地熱発電所は「地域見学実習」の見学先の一つで、他にも津波館や球島山にも行ったようです。生徒のみなさんは、説明に対してメモをとりながら真剣に聞いてくれていました。
問合せ:ゼロカーボン推進課
【電話】01397-2-3410
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