■富良野高等学校
「富良野高校」×「富良野緑峰高校」
令和7年4月から「富良野高等学校」と「富良野緑峰高等学校」が統合する新設校名は、北海道議会令和6年第3回定例会で「北海道立学校条例の一部を改正する条例案」が可決され、「北海道富良野高等学校」に決まりました。
◆新設校の4つの特徴
[単位制の強みを生かした教育課程]×[普通科・農業科・工業科それぞれの良さを生かす]×[新しい時代に対応した専門教育の展開]×[スケールメリットを生かす]
◆成長し挑戦できるわたしを創る
この新しい学校は、それぞれの高校で培ってきた伝統を引き継ぎつつ、予測困難で変化の激しいこれからの時代に対応できる力を育み、生徒一人一人の夢を叶える学び舎を目指します。
普通科、園芸観光デザイン科、電気情報システム科という特色が異なる3つの学科の良さを生かし、様々な考えの仲間が集まるからこそ育むことができる創造性や多様性、チームワークが発揮できる場を豊富に提供していきます。
高校卒業後の進路は人生にとって大きな節目になるものです。国立大学や難関私立大学、専門学校、就職など、生徒がもつ幅広い進路希望にも対応できるよう授業や講習の実施、「進学優先クラス」の設置など、教職員一同寄り添い支援していきます。
授業以外でも、生徒会活動や部活動、農業・工業・商業の各クラブ活動等、生徒が活躍できる場を提供し、充実した高校生活が送れるようにします。
このようなことに取り組む新しい学校で3年間を過ごし、皆さんの夢を叶えてみませんか。
-学校案内パンフレットより一部抜粋-
◆制服について
新たな制服は、富良野高校の制服がベースになります。現在の1~2年生は、統合後も現在の制服をそのまま使います。
◆校舎について
緑峰高校の校舎を一部改装して利用します。
◆部活について
運動系・文化系の部活動はそのまま引き継がれます。
◆学科について
普通科、園芸観光デザイン科、電気情報システム科という特色が異なる3つの学科の良さを生かし、他の学科の科目も選択できるようになります。
◇普通科(3学級)
単位制の利点を生かし、少人数指導や習熟度別授業を実現。さらに多様な科目を開設することで、興味や関心、希望の進路に応じた科目を選択し学ぶことができます。また、国公立大学や難関私立大学への受験を目指す「進学優先クラス」を設置。
◇園芸観光デザイン科(1学級)
スマート農業のほか、富良野の基幹産業である農業を「観光」という視点で捉え、「ホスピタリティ」「マネジメント」「情報発信」等の「観光」をデザインする能力を身に付けます。また、農業用ドローンを活用した学習に取り組むことで、近年めざましく発展する農業の分野で活躍できる人材を育成します。
◇電気情報システム科(1学級)
発電から効率的な電気利用までの基礎を学び、デジタル化の急劇な変化に対応できるITや先進技術(情報工学)の専門知識・スキルのほか、プログラミング能力、AI(人工知能)の活用に対しても幅広く対応できる科目が選択でき、進路希望・専門技術の取得・資格取得に対応します。
◆これまでの経過
◇富良野市内高等学校教育の在り方検討会議
・令和元年7月24日~令和元年度8回開催
・令和2年3月31日 富良野市教育委員会に「将来の富良野市内公立高等学校の在り方に関する要望書」を提出
・令和3年8月30日~令和3年度6回開催
・令和3年11月30日 富良野市教育委員会に「富良野市内の高校教育環境の整備に関する意見書」を提出
・令和4年4月28日 北海道知事・教育長に富良野圏域連携協議会・富良野地区広域教育圏振興協議会名で要望書を提出
◇富良野市内高等学校魅力化推進会議
・令和4年12月1日 第1回開催
・令和5年2月9日 富良野圏域の中学生による「ふらの中学生未来会議」を開催
・令和5年9月28日 第2回開催※会議にあわせて新設統合校の校舎見学を実施
・令和5年10月23日 「富良野の新しい高校の地域説明会」を開催
・令和6年5月22日 第3回開催
・令和6年9月26日 第4回開催
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