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まち・ひと・しごと〔富良野で働く〕

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北海道富良野市

富良野で暮らし働く人たちがいて、元気なまちはつくられています。頑張っている事業所や働く人、関連する事業を紹介します

■看護師の経験を生かした理想の医師
◆働く人紹介
衣川 修平(きぬかわ しゅうへい)さん
・帯広市出身
・富良野協会病院 勤務

◇医師を目指したきっかけは
父親が放射線技師として働いていたので、医療系の仕事が身近に感じていました。看護師として働いていましたが、そこで出会った循環器内科の先生との出会い、憧れを抱いたのが医師になろうと思ったきっかけです。患者と接する看護師の気持ちをもって医師になるとどうなるのかというワクワク感があり医師を目指しました。

◇現在の仕事内容は
研修医2年目として4月から富良野協会病院の内科に勤務しています。入院している患者さんの診察を行い日々の状態の変化を確認し周りの先生や医療スタッフに確認しながら検査や治療を行っています。

◇休日の過ごし方は
2歳になる子どもがいるので、週末は自宅で会えない分も遊んで過ごしています。ちょうどイヤイヤ期で、何でも「ナイッ」って言うので、うーんとなることもありますが(笑)

◇仕事をしていて大変なことは
内科で勤務しているということもあり、担当する疾患の種類が多く、病態を把握することが大変です。また、大学病院に比べて市中病院では研修医の数が少ないため一人で任せてもらえる仕事の範囲が増え責任の重さを実感しています。将来内科医になりたいと考えており現在内科で研修できているので今の経験が将来の自分に繋がると思ってやりがいを感じています。

◇研修先に富良野を選んだ理由は
旭川医科大学と富良野協会病院、富良野市が連携して実施している医師養成確保修学資金を利用していたため、富良野協会病院を研修先にしました。学生の頃から地域医療貢献実習で毎年一週間、富良野協会病院に実習に来ていましたので、将来自分がこの病院で働く姿をイメージしやすかったです。

◇どんな医者を目指しているのか
簡単なことではないと思っていますが専門的な分野に特化するだけではなく生活習慣病などの疾患の予防から急変時の対応、患者さんの苦痛の緩和まで行える医師になりたいと考えています。

◇医師を目指す人にアドバイス
どんな経験も生きると思います。看護師の経験もそうですが、今は自分の子どもの育児でおむつ交換をしているので、小児科での研修の時にはその経験が生きました。
あと、自分は看護師を経験して医師を目指しているので何かを始めるのに遅すぎることはないと思っています。

◆今回紹介する事業所
◇富良野協会病院
(所在地)住吉町1番30号

■応援する事業の紹介
◇富良野市医師養成確保修学資金
深刻化する医師不足を解消するため、旭川医科大学、富良野協会病院との三者で地域医療を担う医師の養成・確保に向けた連携協定を締結し、修学資金の貸付けを行っています。市内の医療機関で、一定期間臨床研修を受けることを条件に返還を免除しています。

問合せ:保健医療課
【電話】39-2200

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