■減災のために
◆シリーズ防災情報
減災において特に重要なのが「自助」(自分の命は自分で守る)と「共助」(地域や身近な人々で助け合う)であり、それぞれが円滑に連携することが大切です。
「減災」とは、「災害における被害は、少なからず生じてしまうもの」を前提として、災害発生後の被害を最小限にするために行う事前の対策のことをいい1995年に発生した阪神淡路大震災の経験から生まれた考えです。
地域や個人でできる減災のための備えとして
(1)自助と共助
(2)地域の避難場所や危険区域の確認
(3)地震に強い家にする
(4)家の中に安全空間をつくる
(5)備蓄や常備品の準備
(6)家族間での防災会議
(7)地域とのつながりを大切に
の7項目を推奨しています。
災害時における減災にむすびついた対応として、国がまとめたアンケート調査によると、自助、共助、公助の割合が7対2対1になると報告されており、「自助」と「共助」の役割が非常に高いことが分かります。
まずは自分の身を守ることで身の周りの方々を助けることができ、「自助」があってこそ「共助」が成り立つということを忘れてはいけません。
今すぐ取り組むことが出来る「自助」のひとつとして、家具などの転倒防止が挙げられます。震災時に自宅でケガをしない、させない、そして安全に避難できるように家具の固定や配置変更で安全な空間を作りましょう。
問合せ:総務課
【電話】39-2300
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