これから気温が高くなる季節となり、食中毒の危険も増してきます。従来の手洗いに加えて、調理器具や食品の管理にも注意が必要です。以下のポイントを参考に、予防を心掛けましょう。
〔01〕正しく手洗いする!!
(1)手洗いの前に、爪は短く切り、時計や腕輪をはずします。
流水でよく手をぬらした後、せっけんをつけて泡立て、手のひらをよくこすりあわせます。
(2)手の甲をもう一方の手のひらでこすります。
(3)指先、爪の間、指の間、親指も丁寧に洗います。
(4)手首も忘れずに洗い、流水でよくすすいだら、清潔なタオルなどでよく水気をふきとります。
-特に気を付けたい場面-
・調理前や盛り付け前
・食事の前
・肉や魚、卵を触った後
・動物を触った後
・おむつ交換の後
・鼻をかんだ後
〔02〕調理環境に気を配る!!
食材管理や調理法に配慮するのはもちろん、調理器具にも気を配りましょう。
・まな板は熱湯をかけて消毒した後、よく乾燥させます。
・包丁は柄の部分までしっかり洗います。
・スポンジ、ふきんは洗剤で洗った後、よく乾燥させます。
〔03〕冷蔵庫の使い方に注意!!
食中毒予防には、冷蔵庫の温度管理が重要です。ドアの開閉時間は短くして、食品を詰め込みすぎないようにしましょう。また、2週間に1度は庫内を掃除し、清潔を保ちましょう。
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