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[特集]帯広の森50周年―未来へつなぐふるさとの森―(2)

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北海道帯広市

■森を楽しむ
こうして、50年という長い歳月をかけて、多くの市民の手によって育まれてきた「帯広の森」。現在は「育林期」から「森林形成期」に入っており(図)、貴重な生き物たちが生息しているほか、四季折々の草木が芽吹くなど、美しい森の姿を見ることができます。
帯広の森に、一歩、足を踏み入れてみてください。そこには、緑に包まれ、日常から隔絶された穏やかな空間が広がっています。
図 育成状態による森のステージ
植樹期(しょくじゅき):植樹を進める
育林期(いくりんき):実生苗(みしょうなえ)が育ち始める
森林形成期(しんりんけいせいき):多様な林内景観が増してくる
成熟期(せいじゅくき):樹木が更新していく
※詳しくは本紙をご覧ください。

■森を考える
百年の大計として始まった「帯広の森」は、造成開始から半世紀を迎えました。
現在では、帯広の森の育成管理・利活用の拠点施設として平成22年にオープンした「帯広の森・はぐくーむ」を中心に、植樹・育樹活動や自然観察会、市民団体による自主的な活動が展開されるなど、今も多くの市民の手によって、森づくりが進められています。
近年、SDGs(エスディージーズ)※4の広がりなどを背景に、自然や環境に対する関心が高まっており、その価値が改めて問われる時代になりました。
これから本格的な利活用に入っていく帯広の森。市民の財産とも呼べるこの森を、未来に引き継いでいくためには、市民と森の関係性や森の将来像について、改めて考えていく必要があります。
市では、帯広の森50周年を機に、市民の森としての帯広の森を、より一層身近なものとし、市民と森が互いに価値を生み出していけるよう、取り組みを進めています。
この機会に、帯広の森について、一緒に考えてみませんか。
※4 SDGs:2015年9月に国連で採択された、持続可能な開発のための17の国際目標

▽帯広の森50周年記念シンポジウム
ワークショップなどを通じて、次なる50年に向けた帯広の森の利活用について、市民の皆さんと一緒に考えます。
日時:9月29日(日)、13時~17時30分
場所:とかちプラザ(大集会室)
講師:石川幹子氏
講師プロフィール…中央大学研究機構・機構教授、東京大学名誉教授。農学博士、技術士(都市および地方計画)。デザインと計画の両論で世界的に活躍するランドスケープアーキテクトのひとり。主な著書に『グリーンインフラ:地球環境の持続的維持をめざして(2020年中央大学出版会)』など。
定員:
ワークショップ先着24人
シンポジウム先着100人
(同時申し込みできます)
主催:帯広の森50周年記念事業実行委員会、(一財)自治総合センター、帯広市
申込方法:下記の申込期限までに、右の二次元コード、または電話で帯広の森50周年記念事業実行委員会(市庁舎6階、みどりの課内)へ。
【電話】65・4186
申込期限:
ワークショップ9月6日(金)
シンポジウム9月20日(金)

▽アンケートにご協力ください
帯広の森の利用状況などを把握し、今後の帯広の森づくりを検討するため、アンケートを実施しています。
右の二次元コードから、回答をお願いします。

※二次元コードは本紙をご覧ください。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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