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北海道幕別町

幕別町×ゼロカーボン行動十勝宣言

■「ゼロカーボンシティ宣言」を行いました
幕別町は、令和6年第1回町議会定例会初日(3月1日)に「ゼロカーボンシティ宣言」を行いました。
2050年までに二酸化炭素排出量が実質ゼロとなるよう、「ゼロカーボンシティまくべつ」を目指し、脱炭素社会の実現に向けて全力で取り組んでいきます。

■ゼロカーボンシティまくべつ CO2脱酸素社会
近年、地球温暖化が起因とみられる気候変動の影響により、世界各地で深刻な自然災害が毎年のように発生し、私たちが暮らす日本においても、猛暑や集中豪雨、台風の大型化などにより、その災害も激甚化し経済活動や生活に大きな影響をもたらしています。
2015年フランス・パリで開催された第21回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP21)において、新たな法的枠組となる「パリ協定」が採択され、「世界的な平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保つとともに、1.5℃に抑える努力を追求する」などが掲げられ、2018年に公表された国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の特別報告書では、「気温上昇を1.5℃に抑えるためには、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることが必要」とされました。
これを受け我が国では、2020年10月内閣総理大臣が「2050年までにカーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」ことを宣言、北海道においては、国に先駆けて2020年3月に「2050年までにゼロカーボン北海道」の実現を目指すことを表明しております。
地球規模の課題である地球温暖化対策は、今を生きる私たちの社会的責務であり、一人ひとりが強い危機感をもち脱炭素に取り組むことが、未来を担う次世代に、この自然と調和した豊かで美しい郷土を引き継ぐための使命であります。
ここに、幕別町は、2050年までに、あらゆる主体と協働・連携して、二酸化炭素排出量を実質ゼロとする「ゼロカーボンシティまくべつ」を目指し、脱炭素社会の実現に向けて全力で取り組んでいくことを宣言します。

令和6年3月1日 幕別町長 飯田晴義

■ゼロカーボンに向けた取り組み
◇住民向け補助金の創設
住民や事業者による再エネ機器や省エネ機器の導入について、補助金を予定しています。

◇バイオマスプラントの整備
集中型バイオマスプラントを整備し、バイオガスの活用を進めます。

◇公共施設へのEV充電器の設置
住民の利用頻度が高い、主要な公共施設へEV充電器を整備します。

◇公共施設のLED化
公共施設の照明を全てLED化します。

◇公共施設への太陽光発電設備の導入
役場庁舎などの公共施設へ太陽光発電設備を導入します。

◇公用車のEV車化(CNG車化)
公用車のEV化、バイオガスを活用したCNG車の導入を検討します。

問合せ:防災環境課地域環境係
【電話】(幕)54-6601

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