町では、町民の健康上の課題を改善するため、健康増進計画として「第3期まくべつ健康21」を策定しました。
近年の社会動向、本町の保健医療及び健康状況を踏まえ、「笑顔でつながる『健(けん)幸(こう)』を目指して」を基本目標とし、自分らしく「健やか」で「幸せ」に満たされる町民が増えることを目指します。
また、「第2期まくべつ健康21」の基本目標である「健康寿命の延伸」については、引き続き本計画でも目指していきます。
【第3期 まくべつ健康21の基本目標と基本指針】
●基本目標
笑顔でつながる「健幸(けんこう)」を目指して
〜自分らしく、「健・やか」で「幸・せ」に満たされる町民〜
↓
●基本指針
すべての町民が健やかで心豊かに生活できる持続可能な健康づくり
〜一生を通じた働きかけと行動変容〜
↓
まくべつ健康21の指標は5つあります!
●町民一人ひとりの行動と健康状態の改善
◇指標1
生活習慣の改善(リスクファクターの低減)
(1)栄養・食生活
(2)身体活動・運動
(3)飲酒・たばこ
(4)歯・口腔
(5)休養・こころ
◇指標2
生活機能の維持及び向上
~虚弱状態の予防
◇指標3
生活習慣病の発症予防・重症化予防
●社会環境の質の向上
~すべての町民が無理なく健康な行動がとれる環境づくり
◇指標4
集団や個人、町の特性を踏まえた健康づくり
~健康に関心が薄い人を含む幅広い世代へのアプローチ
◇指標5
誰も自殺に追い込まれることのない地域づくり
~社会とのつながりを大切に(自殺対策行動計画)
(1)相談窓口情報、支援策の発信
(2)自殺対策を考える人材育成、ネットワークの強化
(3)生きること促進要因への支援
・密接な関わり
指標1(5)休養・こころ
指標5
※詳細の図は、本紙をご覧ください
基本目標で掲げた健康づくりの実現に当たり、「すべての町民が健やかで心豊かに生活できる持続可能な健康づくり」を基本指針とし、胎児期から高齢期まで一生を通じた働き掛けを行い、健康につながる行動変容を図ることを目指します。
基本指針は、主に個別対応となる「町民一人ひとりの行動と健康状態の改善」と、主に集団及び地域対応となる「社会環境の質の向上」に分け、具体的な取り組みの指標として、以下の5つの指標を設定しています。
・目標に向けて町民一人ひとりの取り組みや、地域や各団体と行政で一緒に取り組むことが大事です!
●町民一人ひとりの行動と健康状態の改善
~個人の生活習慣や症状に合わせたアプローチを目指す取り組みです。
◇指標1
生活習慣の改善を目指し、各項目のリスクファクターを低減するための5項目で構成しています。第2期から継続して、健康の維持及び増進を目指します。
(1)栄養・食生活
食事のバランスや生活リズムを整えましょう。野菜の摂取も心掛けましょう。
(2)身体活動・運動
日常生活の中で、意識的に体を動かしてみましょう。
(3)飲酒・たばこ
適正な飲酒量や禁煙への取り組み、受動喫煙の予防に心掛けましょう。
(4)歯・口腔
歯科健診を受けて、歯や歯肉の健康を保ちましょう。
(5)休養・こころ
からだとこころの不調を感じたら、休養したり周りにSOSを発信したりしましょう。
◇指標2 NEW
生活機能の維持及び向上は、第3期から取り入れた新しい項目です。
骨粗鬆症や貧血、フレイルといった低栄養、運動機能の衰え、口腔機能の低下など、からだの虚弱状態の予防を目指します。
◇指標3
生活習慣病の発症や重症化を予防する項目です。
第2期から継続して、検診受診の勧奨やメタボリックシンドロームの予防、生活習慣病の治療継続を目指します。
●社会環境の質の向上
~よい環境につなげるために、集団の場や地域の特徴を生かしたアプローチを目指す取り組みです。
◇指標4 NEW
集団や個人、町の特性を踏まえた健康づくりは、第3期から取り入れた新しい項目です。健康に関心が薄い人を含む幅広い世代へ健康づくりを勧められるよう、気軽に使えるアプリやSNS等による健康情報の発信や町独自の取り組みを目指します。
◇指標5
誰も自殺に追い込まれることのない地域づくりは、社会とのつながりを大切にした「自殺対策行動計画」の取り組みです。
指標1の(5)休養・こころとの関わりもあるため、左の図では矢印でつなげています。対象者の悩みに寄り添い、身近な人が変化に気づいてサポートできる取り組みを目指します。
まくべつ健康21は町ホームページのほか、役場保健課、札内支所、糠内出張所、忠類総合支所、町内各図書館で閲覧することができます。
『健幸(けんこう)』は、健·やかで幸·せを感じながら生活を送ることをイメージした造語です!
問合せ:保健課健康推進係
【電話】(幕)54-3811
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