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平取町ゼロカーボン推進計画を策定しました

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北海道平取町

■平取町ゼロカーボン推進計画の概要
平取町では、2022年12月15日に2050年までに温室効果ガス排出量の実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ宣言」を表明し、二酸化炭素排出量を実質ゼロにしていくための様々な地球温暖化対策に取り組むこととしています。その一環として、平取町の自然的社会的条件に応じて、温室効果ガスの排出量削減等を推進するための数値目標や施策を定めた計画「平取町ゼロカーボン推進計画」を策定しました。
平取町では、再生可能エネルギーの導入ポテンシャルが高いこと、森林面積が大きいことにより二酸化炭素の吸収量が期待できることから、この計画では国の目標の2050年より5年早い2045年を長期目標としています。

■二酸化炭素排出量削減目標
平取町における基準年度(2013年度)のCO2排出量は51千t-CO2ですが、再生可能エネルギーの導入、森林吸収量の活用により、2030年に85%減、2045年に120%減(2013年度比)を平取町のCO2削減目標としました。目標達成に向けては、2030年度までに新たに7千t-CO2、2045年までに10千t-CO2分の削減にあたる新規の再エネ電気、再エネ熱等の導入が必要となります。

▽削減目標

■将来ビジョン
削減目標を達成するだけでなく、脱炭素を通じた持続可能なまちづくりに向けて将来ビジョンを設定しました。「『自然からエネルギーを借り、自然にその恩恵を返す』地域内の資源を活用した自然との共生地域の形成」をビジョンとして、(1)再エネ導入等取り組みを通した住みやすさの向上、(2)地域ポテンシャルを最大限に生かした産業の活性化、(3)資源循環型林業の推進の3点をビジョンに紐づくコンセプトとして策定しました。コンセプトを実現することで町内への効果・課題解決としては「移住者増加」、「防災力向上」、「CO2削減」、「農林業等産業の活性化」、「アイヌ文化の継承」、「経済効果」が期待されます。
また、将来ビジョンの実現に向けては、「エネルギーの地産地消」を見据えた施策を実施していきます。

▽将来ビジョン

■目標達成に向けた施策
将来ビジョンの実現に向けて、3つのコンセプト、8の施策カテゴリ、17の施策を設定しました。今後、計画の達成に向けて、住民・事業者・行政が協力・連携し、各種取り組みを推進していきます。

▽コンセプト・施策カテゴリ・施策

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