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文化的景観を知ってもらうために 大切な地域の風景「文化的景観」

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北海道平取町

■文化的景観を知るための展示会
8/6(火)~9/1(日)の日程で「文化的景観20年展」を沙流川歴史館で開催

文化的景観は、平成16年度に文化財保護法が改正されて文化財に位置付けられ、令和6年度で20年を迎えます。日本の多様な風土の中で、人々は自然と関わりながら暮らしを営み、長い年月をかけて、その土地ならではの特徴的な景観を築き上げてきました。文化的景観は、このような景観を受け継ぐ土地をいいます。
文化的景観は身近であるがゆえに、その良さに気付かれることなく失われつつあります。展示では、日本各地で文化的景観を守り育む活動を紹介しています。様々な取組みから、平取町の景観の良さを振り返る機会にしてください。

■平取町の重要文化的景観
現在、重要文化的景観は全国で72カ所が選定されています。文化的景観のうち、地域の特色を示す代表的なものや、他に例をみない独特なものとして、国が基準に基づき選定したものが重要文化的景観です。
平取町の重要文化的景観は、平成19年7月26日に「アイヌの伝統と近代開拓による沙流川流域の文化的景観」として、愛媛県宇和島市の「遊子水荷浦(ゆすみずがうら)の段畑」とともに全国3番目の重要文化的景観に選定されました。沙流川流域におけるアイヌ文化の諸要素を現在に至るまでとどめながら、開拓期以降の農林業に伴う土地利用がその上に展開することによって多文化の重層としての様相を示した文化的景観です。

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