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防災ワンポイントコーナー

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北海道弟子屈町

■いつかはわからないが、大地震が発生した時に備えて(その1)
先月号では台風に対する備えについてお話ししましたが、今月から地震についてです。日本は「地震大国」と言われるように、世界で発生したマグニチュード6以上の地震の約2割が日本周辺で発生しています。今年は、元日に能登半島(震度7)、4月に豊後水道(震度6弱)、8月に日向灘(震度6弱)など大きな地震が発生しています。昨年は震度6弱以上が1回だけでした(令和5年5月能登半島、震度6強)。町でも震度は小さいながら地震が最近頻発していると思いませんか?

さて、政府の中央防災会議が、日本海溝·千島海溝周辺海溝型地震について公表した弟子屈町で想定される最大震度は6弱です。震度6弱の地震は人が立っていることが困難になるほどの揺れを発生させ、固定してない家具の大半が移動してしまうほどです。令和6年能登半島地震では倒れてきた家具の下敷きになった方や、その後の津波や火事から逃げられなかった方も大勢いました。左の写真のようなことにならないよう、家具類の転倒・落下・移動の防止方法を紹介します。

(1)転倒防止金具などで家具類を固定する。できるだけ寝室に家具を置かないことも大切
(2)食器棚、窓などのガラスが割れて飛散しないように、ガラス飛散防止フィルムを貼る。
食器などが飛び出さないように、掛け金などで扉が開かないようにしておく。
(3)戸棚やタンスの上などの高いところに物を置かない。
(4)割れたガラスなどで足をケガしないよう、スニーカーなどを身近に準備しておく。
(5)停電に備えて、懐中電灯などをすぐ使えるように置いておく(スマホのライトも便利)。

※イラストなど詳細は、本紙またはPDF版をご覧ください。

来月号では、非常用品として備えておくとよいものを紹介する予定です。

問い合わせ先:役場総務課防災情報係
【電話】482-2912(課直通)

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