■いつかはわからないが、大地震が発生した時に備えて(その2)
10月号では地震に対する備えとして、家具類の転倒・落下・移動の防止方法についてお話ししました。今月は非常持出品として備えておくとよいものを紹介します。
非常持出品としては、下図(提供…北海道)を参考にして、そのほかに歯磨きセット、お子さまに安心感を与えてあげるためのおもちゃなど、必要と思われるものを追加してください。災害時に必要なものがセットになった商品も販売されています。
緊急時には荷物をまとめている暇はありませんので、それらをリュックなどに入れて、玄関などのすぐに持ち出すことができる場所に置いておきましょう。
避難とは、文字どおり「災難を避ける」ことであり、自宅が安全なら避難所に行く必要はありません。町では「避難指示」などの防災情報を消防スピーカーやその他の手段でお知らせしますが、テレビ・ラジオの天気予報や「キキクル」の活用もお勧めします。気象庁が提供する「キキクル」は、10分ごとに危険度情報を更新し、あらかじめ登録した地域で土砂災害などの危険度が高まった場合、警報が発表された場合にスマートフォンなどに自動で通知するサービスを無料で提供していますので、危険が高まっていることをいち早く知ることができ、適切なタイミングで避難することができます。また、離れた場所にいるご家族などに避難を呼びかけることもできます。
来月号では、能登半島地震で避難所生活を送られた方の体験について紹介します。
問い合わせ先:役場総務課防災情報係
【電話】482-2912(課直通)
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