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中心市街地再構築事業(第6回) 新たな複合施設の外構をご紹介します。

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北海道弟子屈町

広報てしかがでお知らせしています旧営林署跡地に整備する複合型地域観光交流拠点施設(図書館・プール・温浴・カフェなど)の基本設計の概要を、今月も引き続き紙面でお知らせします。
第6回(最終回)のテーマは建物周辺の外構についてです。
なお、実施設計完了後に改めて全体像をお知らせします。

■南西は駐車場、北側は(仮)コラーレ広場で活用
施設への車両の出入りは、安全性に配慮し傾斜を緩やかにした南北の出入口を主とし、両出入口をつないだ構内通路を配置します。構内には約80台収容の駐車場を設け、バスなどの大型車両もメインエントランスへ直接アクセスしやすい配置とします。
北側には階段状にゆったりとくつろげる歩行空間を設け、コラーレ広場の想いを受け継ぎ、商店街と連携し連続性を保ちながら多くの町民や観光客が交流できる空間とします。
また、車いす利用の方などはメインエントランスおよび南側から施設へ入場できるように専用の駐車場を設けるとともに、脱炭素に配慮したEV(電気自動車)充電設備を設置します。

■東は新たな「学びの緑地」として整備
複合施設建設や駐車場の舗装化に伴い、防災の観点から法令で計画的な雨水排水が求められます。そのため施設の北東側には大雨の際、一時的に雨水を貯める緩やかなすり鉢状の広場(調整池)を設置します。
この広場は芝生で整備し、晴天時には休憩やイベントなどにも供用し有効活用を図ります。
また、東側は樹齢が高く既に枯れてしまっている樹木が多数を占めているため、施設造成のため一部を残して伐採します。複合施設建設後には町民の皆さんと新たに植樹などを通し、次の世代に引き継ぐ緑地を創り、バイナリー発電施設とともに「学びの緑地」として、自然と温泉の町としての特性や豊かさを醸成します。

■中心市街地再構築事業の今後の展開について
施設の利活用に関しましては令和8年度の供用開始まで、引き続きワークショップなどを通じて町民の皆さんのご意見も伺いながら検討を続けていきます。また、町では今年度秋を目途に当該市街地エリアの今後のまちづくりの未来を描く未来像(ビジョン)を町民の皆さんと創り実現していくため、関係機関団体とともに「(仮)エリアプラットフォーム(協議会)」を設立します。
ワークショップなどの折には改めてご案内しますので是非ご参加ください。

※なお、当該基本設計の概要については1月24日に生配信されたyoutubeの「弟子屈町公式チャンネル」のアーカイブでもご覧いただけます。また、当事業に関するこれまでの経過やワークショップの資料については、町公式ホームページで随時公表しておりますので是非ご覧ください。

問い合わせ先:役場まちづくり政策課地域振興係
【電話】482-2913(課直通)

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