■燃料費削減の一助に~役場にダウンジャケット寄贈
当麻町でアパレルのセレクトショップ「MOONLOID(6東4)」、アウトドアショップ「NANGA SHOP TOHMA(市街6)」を運営する有限会社オフィス甲斐(甲斐綾乃代表取締役)から、当麻町役場にダウンジャケットを寄贈いただきました。
旭川市で開業した同社は2017年、当麻町独自の木材補助などを新たな店舗建築に活用し、MOONLOID店舗とともに移転。2021年にはアウトドアブランドNANGA(本社…滋賀県)の北海道初基幹店を町内にオープンさせるなど、当麻町を基軸に経営を展開しています。
今回寄贈いただいたのは開業当初より取り扱っているNANGA別注オリジナルブランド「NANGAWHITELABEL」のダウンカーディガンなど256着。庁舎の暖房費削減に積極的に取り組む当麻町役場において、役場に勤務する職員全員に貸与され、執務室勤務や外勤での着用に活用されます。
10月15日、感謝状贈呈式のために役場を訪れた甲斐代表を全職員がダウンを着用し出迎え。感激で目を潤ませた甲斐代表は「当麻町にはさまざまな形で支えられてきました。本当にありがとうございます」と村椿哲朗町長より感謝状を受け取りました。
■町をもっとよくするには~当麻小6年生町議会開催
10月10日、当麻小学校6年生38人が、役場庁舎1階議事堂で模擬議会を開催し、修学旅行で訪れた他自治体での経験をもとに「より良い町にするにはどうしたらよいか」討論しました。
タブレットやパソコンなど、情報通信機器を活用するICT教育を進める当麻小学校では、1人1台、タブレットが配付されており、今回もタブレットを活用して、調査や資料の作成を行ってきた子どもたち。相手にわかりやすく伝えるにはどうすべきか、さまざまな工夫を施した発表後には、具体性や安全性などについて質疑が交わされ、本番さながらの緊張感と真剣さが感じられる発表となりました。
■郷土史を学ぶ~当麻町の歴史を学ぶ会
当麻町郷土史の会(河野豊会長)主催の「当麻町の歴史を学ぶ会」が10月12日、郷土資料館ここからで開催されました。
本事業は社会科の授業で町の歴史を学ぶ小学3、4年生を対象としたもので、この日は町内の小学生10人が参加しました。
子どもたちは、町の歴史を説明する映像鑑賞や館内の展示物を見学した後、竹とんぼや綿あめづくりを体験。会員が当時の様子を交えながら展示品について詳しく説明すると、子どもたちは話の中で浮かんだ疑問について、質問をしていました。
熱心に昔のくらしについて質問していた蔦原瑠希くん(小3)は「昔と現在(いま)の家具の違いを楽しく学ぶことができた」と満足そうに笑顔を見せました。
■交通事故のない社会へ~交通安全町民集会
町民の交通安全意識を高めようと、町交通安全協会主催の交通安全町民集会が10月26日、公民館まとまーるで行われ、約180人の町民が参加しました。
集会では、優良運転者や交通安全ポスターコンクール最優秀作品への表彰式のほか、旭川東警察署による交通安全講話、北海道警察音楽隊や北海道警察カラーガード隊によるコンサートが行われました。コンサートには当麻中学校吹奏楽部も出演。息の合った演奏を披露しました。
この日は町内交通事故死ゼロ1258日目を記録。参加者は交通事故のない社会の実現に向け思いを一つにしました。
■ポスターで交通安全~わたくしも交通安全運動
当麻町交通安全協会主催「わたくしも交通安全運動」ポスターコンクールを行い、交通安全町民集会で最優秀作品の表彰式を行いました。
■防火意識を高めて~北海道防火・防災コンクール
学校や家庭での火災予防の普及啓発を図るため、道内の小学校高学年と中学生を対象に、道が毎年実施している「防火・防災」作品コンクール。今年、中学生・ポスターの部で当麻中学校美術部の水戸部色花さん(2年)が北海道知事賞、加藤優季さん(1年)が全国消防長会北海道支部長賞、小学校・作文の部で当麻小学校白鳥優来さん(4年)が全国消防長会北海道支部長賞を受賞し、10月16日、当麻消防署で表彰状の伝達式が行われました。
ポスターの部で最も優秀な成績を収めた水戸部さんは、「火災による悲惨なニュースが多いけれど、今回の啓発ポスターで注意する人が増え、大切な命が少しでも助かればうれしい」と、製作に込めた思いを笑顔で話してくれました。3人の作品は本紙QRコードから閲覧できます。ぜひご覧ください。
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