「当麻町健康づくり計画」の取り組みである「栄養・食生活」から、健康づくりに関する提案の一つとして、今月号では朝食の必要性について紹介します。当麻町で令和4年度に行った健康づくりに関する意識調査では、20~40歳代の男性で5人に1人、30~50歳代の女性では約10人に1人が朝食を食べないといった結果でした。
■朝食がもたらすいい効果!
▽身体のリズムを整える
朝食を摂ることで、寝起きの身体(臓器)が目を覚まします。
▽脳にエネルギーを補給する
脳の唯一のエネルギー源である炭水化物を補給することで脳が活発に働きます。
▽体温を上げ、基礎代謝を向上させる
胃腸が動き出すことで睡眠時に下がった体温を上昇させ、基礎代謝が向上します。
▽生活習慣病を予防する
欠食の時間が長いほど、次に食べたときの血糖値は急上昇します。また、欠食はコレステロールや中性脂肪の合成が促されます。
▽腸を刺激し、排便を促す
腸は朝、最も活発に働きます。朝食を食べることで腸が動き出し排便が促されます。
▽自律神経やホルモンの働きを整える
朝食を抜くと自律神経やホルモンの働きが乱れ、情緒の不安定、不眠などを招く恐れがあります。
■今まで朝食を食べていなかった方へ
まずは一口だけでも何か口に入れるところから始めてみましょう。
(例)パン、牛乳、スープ、ヨーグルト、果物、カット野菜など
朝食を欠食せず、1日3食きちんと食べましょう!
健康に関することなど、ご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。
詳しくは…保健福祉課健康推進係
【電話】84-2111
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