文字サイズ
自治体の皆さまへ

守りたい。救える命

4/45

北海道当麻町

町内にある、たった一台の救急車。
わたしたちの身近な生活に寄り添い、いざという時に頼りになる大切な存在です。救える命を救うため、救急車の適正利用について改めて考えてみましょう。

■救急車の出動件数は過去最大に
年々増加傾向にある、町内の救急出動件数。令和5年の出動件数は、過去最大の384件にのぼりました。全国的にもその件数は増加傾向にあり、高齢者の人口増加などに伴い、今後も増える見込みと言われています。

■長くなる現場到着までの時間
町内に救急車は一台だけ。その一台が出動している場合は、近隣の比布町や愛別町から応援を要請しなければいけないのが現状です。
救急要請が増加し、町内の救急車が出動中となることが多くなれば、結果的に遠くから救急車を呼ばなくてはいけないため、到着までに時間がかかってしまいます。

■中には救急出動に適さない要請も
「お酒を飲んでいて、運転できない」
「爪がはがれて血が出ている」
「とりあえず救急車を呼べば安心」
これは、実際に当麻町であった救急車の要請理由です。救急搬送される方のうち、約半数が入院の必要がない「軽症」の方と言われています。救急車を要請しようか悩んだ場合は、その緊急性をよく考え、より必要としている人に「譲る」気持ちも大切です。

急病人が出た時に、救命処置が必要かどうかの判断は難しいと思います。自分で病院に連れていけないな、救命処置が必要かな?と思った時はすぐに119に連絡して下さい。ただ、救急隊が症状や状況を聞いて緊急性が低いと判断した場合、ご自身で病院に行かれるよう促すこともあります。一刻も早く救命処置が必要な方のためにも、ご理解とご協力をお願いします。
当麻消防署救急係長 坂田さん

詳しくは…当麻消防署
【電話】84-2135

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU