依存症とは、特定の物質の摂取や行動をやめたくても、やめられない(コントロールできない)状態となる脳の病気です。
■依存症の種類と特徴
■なぜ依存症になるの?
人は、学校や職場、家庭での孤独感や過重なストレス、不安や緊張を和らげたり、嫌なことを忘れたりするために、アルコールや薬物の摂取、ギャンブルやゲームなど、特定の行為に頼ることがあります。それを繰り返すうちに特定の行動をコントロールする脳の機能が弱くなり、自分の意思ではやめられない状態になってしまいます。依存症は、決して特別な病気ではなく、実際は、ごく普通の人がふとしたきっかけでなる可能性があります。
■どんなことが起きるの?
・睡眠や食事がおろそかになる
・嘘をついて、家族や友人などとの関係を悪化させる
・仕事や学校を休みがちになる
・隠れて借金をする、お金を工面するために手段を選ばなくなる など
■依存症は回復が可能です
依存症は、慢性的な進行性の病気です。早めに専門機関に相談するのが最善ですが、ほとんどの場合、依存症の当事者は、自覚がなく気付いても「まだ大丈夫」「本気になればやめられる」と考えてしまいます。また、家族も家庭内で解決しようとして外部に相談しないことがあります。
■一人で抱え込まない
本人はもちろんですが、周囲の方も依存症について正しい知識と理解を持つことが、当事者の方を治療につなげる一番の近道です。適切な診断・治療と周りの方の支援を受けることが何より大切です。同じ悩みを抱える自助グループの案内も行っています。
・滝川保健所【電話】24・6201
・精神保健福祉センター【電話】011・864・7000
担当:保健福祉課
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