かぜのび通信 第4回

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明けましておめでとうございます。五十嵐威暢美術館かぜのび館長の大畠です。冬季休館中のかぜのびは雪に包まれていますが、昨年末は忙しい日々でした。
11月には金沢工業大学の「五十嵐威暢アーカイブ」に行ってきました。
大学生や一般市民に開かれた研究室であり、ギャラリーでもあるこの施設は、五十嵐さんから寄贈された5000点を超える作品や資料を保管・展示した感性教育の場です。
かぜのびを紹介する展示もあり、ここで多くの方に見てもらえると思うと、本当にうれしいです。かぜのびも感性教育の場としてさまざまな機関と連携していけたらと夢は広がります。
11月と12月には新十津川小学校4年生の皆さんと総合学習を行いました。五十嵐さんの代表作、立体アルファベットを参考に作品を制作。廃材を利用して作った立体の文字は、それぞれが個性の光る出来栄えでした。最終日には、イラストレーターのシンヤチサトさんが、4年生の作品を素材にアニメーションを作ってくれました。みんなで鑑賞した後には、単語を作るゲームで大いに盛り上がりました。
ゆめりあでは、ドールハウス作家の杉山武司さんをお呼びして、クリスマスのミニチュアを作るワークショップも開催。子どもから大人まで、思い思いの色で塗った素敵な作品ができあがりました。
今年も気軽にアートに親しめる企画をしていきます。