コミュニケーションツールとして便利なSNSですが、消費者トラブルに結びつくケースがあり、注意が必要です。
(1)広告がきっかけのトラブル
健康食品や化粧品などの「お試し」定期購入に関するものがあります。SNS上の広告では「お試し価格」や「1回目90パーセントオフ」など通常よりも安価で購入できることが強調されている一方、数カ月以上の継続が条件であることが契約内容に記載されていなかったり、2回目以降の商品発送の際に高額な請求を受けたりする場合があります。
(2)もうけ話のトラブル
転売ビジネスの副業に関するもので、「簡単にもうかる」などと勧誘され、高額な契約をさせられるケース、「いい副業がある」といわれてオンラインサロンへの入会を勧められ、その高額な入会金がトラブルになるケースが見られます。
(3)個人間取引のトラブル
「お金を支払ったのに商品が届かない」「届いた商品がイメージと違った」「相手との連絡が取れなくなった」などのケースがあります。
このようなトラブルに遭わないために、SNS上では話の合う相手でも簡単には信用しないこと、大幅値引きや「簡単にもうかる」という類の話をうのみにしないことなどが必要です。SNSを利用する際は、このような危険性があることをよく認識し、うまい話には裏があると心得ておきましょう。
相談先:
・滝川地方消費者センター【電話】23・4778
・住民課住民活動G【電話】76・2130
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